水の循環

こんにちは。

いつも英語ばかりでしたので、
今回は社会について書いてみます。
小学生が、塾にも行かず独学で中学受験をする
ことは考えにくいですが。

 

今回は水の循環についてです。

 

水の循環とは?

 

雨が河川や海に流れ、太陽の熱で蒸発し、水蒸気となって雲をつくり、
その雲からまた雨が降ります。

 

こうした、水がめぐり巡って一周することを水の循環といいます。

我々が利用する水は、そうした大きな水の流れの一部なんですね。

さて、そうした水は、具体的にどういった手順を踏んで
我々のもとへやってくるのでしょうか。

 

水を蓄えるのは?◯◯◯のダムとは?

まず、雨や雪が降りますね。
どこに蓄えられるのでしょうか?
4つくらいあげられますか?

ダム・森林・水田・雪山
ですね。

 

森林や水田は緑のダム、雪山は白いダム
と呼ばれたりもします。

ダムの役割

ここでダムの役割を考えてみましょう。
3つあげられますか?

  1. 雨などの水を蓄える→農業用水、生活用水、工業用水に
  2. 水害(洪水)、干害(日照り)から生活を守る
  3. たくわえた水で電気を起こす。

ダムの問題点

我々の生活に役立つダムですが、問題も有りますね。

1金がかかります。巨大な建築物ですもんね。
そのお金はどこから出るかというと、もちろん税金ですね。
2山にどでかい堰(せき)をつくるわけですので、そこにあった森林ははかいされますね。
3水はダムの上から降ってくる雨だけではなく、川からもやってきます。
川は水だけでなくどろも一緒に運んでくるので、どろがダムの底にたまってしまいますね。

さて戻りましょう。

ダム、森林、水田、雪山に蓄えられた水は
少しずつ川に流されます。

川の水の行き先

 

川の水は取水ぜきからとりいれられ、浄水場できれいにされます。

はい、ここで質問です!
浄水場は誰がつくるのでしょうか。

県や市ですね。

浄水場を通過しきれいになった水が、
(上)水道を通って我々の家庭に運ばれてきます。

 

一番水を使っているのは、生活用水?違います!!答えは・・・

さてこうして使われる水ですが、
実は一番水を使っているのは
一般家庭での生活用水ではないんですよね。

なんでしょうか?

答えは農業用水です!

2008年の日本国勢図会によると、
水の使い道のトップは66,3%で農業用水、
第二位が生活用水で18,8%
第三位は14,9%の工業用水になっています。

家庭で使われる水の量は牛乳瓶〇〇〇〇本!!!

計算上、家庭で一日に230リットルの水を使っています。
これは牛乳びん1150本分ですね。