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建礼門院右京大夫集またの年の春品詞分解

ただ、とかく、さすが思ひ馴れにしことのみ忘れがたさ、

いかでいかで、今は忘れんとのみ思へぢ、かなはぬ、悲しくて、

 

例なきかかるわかれになほとまる面影ばかり身に添ふぞ憂き

むかし 名詞
係助詞
名詞
係助詞
ただ 副詞
のどかなる ナリ活用形容動詞「のどかなり」連体形
限り 名詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
別れ 名詞
こそ 係助詞(係り結び)
あれ ラ行変格活用動詞「あり」已然形(「こそ」結び)
かく 副詞
憂き ク活用形容詞「憂し」連体形
こと 名詞
係助詞
いつ 名詞
かは 係助詞(係り結び)
あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形
格助詞
のみ 副助詞
思ふ ハ行四段活用動詞「思ふ」連体形
係助詞
さる 連体詞
こと 名詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続助詞
ただ 副詞
とかく 副詞
さすが 副詞
思ひ馴れ ラ行下二段活用動詞「思ひ馴る」連用形
完了の助動詞「ぬ」連用形
過去の助動詞「き」連体形
こと 名詞
のみ 副助詞
忘れがたさ 名詞
いかで 副詞
いかで 副詞
名詞
係助詞
忘れ ラ行下二段活用動詞「忘る」未然形
意志の助動詞「む」終止形
格助詞
のみ 副助詞
思へ ハ行四段活用動詞「思ふ」已然形
接続助詞
かなは ハ行四段活用動詞「かなふ」未然形
打消の助動詞「ず」連体形
悲しく シク活用形容詞「かなし」連用形
接続助詞
名詞
なき ク活用形容詞「なし」連体形
かかる ラ行変格活用動詞「かかり」連体形もともと副詞「かく」+ラ行変格活用動詞「あり」連体形
わかれ 名詞
格助詞
なほ 副詞
とまる ラ行四段活用動詞「とまる」連体形
面影 名詞
ばかり 副助詞
名詞
格助詞
添ふ ハ行四段活用動詞「添ふ」連体形
係助詞(係り結び)
憂き ク活用形容詞「憂し」連体形

いかで今は効なきことを嘆かずてもの忘れする心にもがな

 

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コシャリ

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