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徒然草名利に使はれて38段品詞分解

身の後の名、残りてさらに益なし。

これを願ふも、次に愚かなり。

たれ 名詞
格助詞
係助詞(係り結び)(反語)
恥ぢ ダ行上二段活用「恥づ」連用形
たれ 名詞
格助詞
係助詞(係り結び)(反語)
知ら ラ行四段活用動詞「知る」未然形
受け身の助動詞「る」連体形
仮定婉曲の助動詞「む」連体形
名詞
格助詞
願は ハ行四段活用動詞「願ふ」未然形
ん。 意志の助動詞「む」終止形
ほまれ 名詞
係助詞
また 副詞
そしり 名詞
格助詞
もと 名詞
なり。 断定の助動詞「なり」
名詞
格助詞
名詞
格助詞
名詞
残り ラ行四段活用動詞「残る」連用形
接続助詞
さらに 副詞
名詞
なし。 ク活用形容詞「なし」終止形
これ 代名詞
格助詞
願ふ ハ行四段活用動詞「願ふ」連体形
係助詞
名詞
格助詞
愚かなり。 ナリ活用形容動詞「おろかなり」終止形

ただし、しひて智をもとめ、賢を願ふ人のために言はば、

智恵出でてはいつはりあり。才能は煩悩の増長せるなり。

伝へて聞き学びて知るは、まことの智にあらず。

いかなるをか智と言ふべき。

ただし 接続詞
しひて 副詞
名詞
格助詞
もとめ マ行下二段活用動詞「もとむ」連用形
名詞
格助詞
願ふ ハ行四段活用動詞「願ふ」連体形
名詞
格助詞
ため 名詞
格助詞
言は ハ行四段活用動詞「言ふ」未然形
接続助詞
智恵 名詞
出で ダ行下二段活用「出づ」連用形
接続助詞
係助詞
いつはり 名詞
あり。 ラ行変格活用動詞「あり」終止形
才能 名詞
係助詞
煩悩 名詞
格助詞
増長せ サ行変格活用動詞「「増長す」未然形
完了の助動詞「り」連体形
なり。 断定の助動詞「なり」終止形
伝へ ハ行下二段活用動詞「伝ふ」連用形
接続助詞
聞き カ行四段活用動詞「聞く」連用形
学び バ行四段活用動詞「学ぶ」連用形
接続助詞
知る ラ行四段活用動詞「知る」連体形
係助詞
まこと 名詞
格助詞
名詞
断定の助動詞「なり」連用形
あら 補助動詞ラ行変格活用動詞「あり」未然形
ず。 打消の助動詞「ず」終止形。
いかなる ナリ活用形容動詞「いかなり」連体形
格助詞
係助詞(係り結び)(疑問)
名詞
格助詞
言ふ ハ行四段活用動詞「言ふ」終止形
べき。 推量の助動詞「べし」」連体形(「か」結び)

可・不可は一条なり。いかなるをか善と言ふ。

まことに人は、智もなく、徳もなく、功もなく、名もなし。

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