こんにちは。
これまで、手帳を使って勉強に使える時間を計算し、
科目の目標とそれを達成するための手段を考え、
自分を駆り立てるごほうびを用意することをお伝えしてきました。
今回は、そうして準備した大きな計画を
日々の生活に落とし込む段階に入ります。
まず、今週のテーマを決めます。
これは、科目の目標を達成するための
手段のうち、特に集中したいものを書きましょう。
先週の反省やご自身が弱いなと思っているところでも
いいでしょう。
できれば何時から何時までに
何問解くのようにより具体的にノルマを
書くことができればいいですね。
しかし、なかなかうまくはいかないものです。
私は計画を立てようとすると
つい願望的な計画にしてしまうことが多いので
それを達成できない自分にがっかりしてしまったものです。
ですので、午前中に長文を2題とか、
数学を6題とか、おおざっぱでいいですね。
それより早く進むことができれば、
達成感も自信もついてきますね。
ここからが大切なのですが、
日々の達成度を図っていきましょう。
2題をノルマにしていたのに、
3題できたのであれば、150%、
1題なら50%ですね。
前に睡眠時間や就寝時間、起床時間を記録して、
体調をコントロールしてみようというような
趣旨のことを書きましたが、
いつも計測していると、
各科目の勉強にかかる時間が
だんだんわかってきます。
すると、計画の精度も当然ながら
上がってきますよね。
さて、ノルマの達成率を書きこんだら、
次に、反省点と対処法を考えてみましょう。
例えば、英語の長文読解をノルマに挙げていて、
1つしかできなかったのであれば、
なぜ1つしかできなかったのか考えてみます。
そもそも2題というのが無謀なノルマだったのか?
一題に時間がかかりすぎたからなのか?
時間がかかりすぎたなら、
その原因は?
わからない単語が多すぎて
いちいち単語を辞書で引いていたから。
じゃあ対処法としては、長文読解問題を解くよりも
先に単語や熟語を覚えるのを優先しよう。
となりますよね。
また、正答率が低かったのであれば、
文法のこの項目で失点が多いな、など
次にやるべき対策も見えてきます。
翌日以降は、文法の該当項目
の復習をノルマに挙げていきましょう。
こういった感じで、原因と結果を検証し、
それを改善していくと、
より目標に近づいていけます。
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