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伊勢物語東下り八橋駿河の国都鳥9段品詞分解

むかし、をとこありけり。

そのをとこ身をえうなきものに思ひなして、

京にはあらじ、あづまの方に住むべき国求めにとて行きけり。

 

 

むかし 名詞
をとこ 名詞
あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形。
代名詞
格助詞
をとこ 名詞
名詞
格助詞
えうなき ク活用形容詞「えうなし」連体形
もの 名詞
格助詞
思ひなし サ行四段活用動詞「思ひなす」連用形
接続助詞
名詞
格助詞
係助詞
あら ラ行変格活用動詞「あり」未然形
打消意思の助動詞「じ」終止形
あづま 名詞
格助詞
名詞
格助詞
住む マ行四段活用動詞「住む」終止形
べき 適当の助動詞「べし」連体形
名詞
求め マ行下二段活用動詞「求む」連用形
格助詞
とて 格助詞
行き カ行四段活用動詞「行く」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形。

もとより友とする人ひとりふたりしていきけり。

道知れる人もなくて、まどひいきけり。

もと 名詞
より 格助詞
名詞
格助詞
する サ行変格活用動詞「す」連体形
名詞
ひとり 数詞
ふたり 数詞
して 格助詞
いき カ行四段活用動詞「行く」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形。
名詞
知れ ラ行用四段活用動詞「知る」已然形
完了の助動詞「り」連体形
名詞
係助詞
なく ク活用形容詞「なし」連用形
接続助詞
まどひいき カ行四段活用動詞「まどひいく」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形。

三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。

そこを八橋といひけるは、

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