どうもこんにちは、コシャリです。
今回は、英検3級に合格した、中学2年生について書いていきます。
東京外大や上智大学を目指す高校生のあなたは、英検3級はすでにお持ちだと思いますので、
弟さんや妹さんがいらっしゃる方、また、大学生で塾などで働いている方の参考になれば幸いです。
中学校の高校進級要件に英検3級が必要だという優秀な私立中学校に通う中学2年生で、
授業は理解できているものの、暗記が追いついていない状況でした。
1週間から3週間の間に100個ほど英単語等を覚える単語テストがあるようでしたが、
毎回20点中11点~12点くらいの点数でした。
勉強方法を聞いてみると、最初に5回書いて覚えて、
その後できなかったところは5~10回ほど追加で書きなぐっていたようです。
一日1時間~2時間くらいは勉強しているとお聞きしましたが、
実はやや盛っていたようですね。笑
中1のときはクラスの平均点を取れていましたが、
中学2年生になり、段々とクラスの平均点を下回ってきてしまったこともあり、
苦手意識が芽生えつつあるとのお話でした。
中学受験で難関校に入った実績があり、基礎的な暗記能力や理解力は絶対にあることが容易に推測できるため、
ぶっちゃけ、「やっていないだけじゃないかな」と思っていました。
英検3級に合格するための基本方針としては、一度学習済みの中学校の教材を使い、既習分野の復習をすばやくおこなうことです。
また英検3級の合格に必要な点数は6割ほどですので、
細かなミスは、見つけ次第潰すことにし、単元ごとに完璧を求めるよりも、とにかく中学校の範囲を終わらせることを優先しました。
また、英文に触れる時間や、英文の量を増やすために、問題を解くことよりも、
正しい英文を大量に読むことを優先しました。
私が公立の中学校に通っていた頃、クラスの女子が英検の3級に落ちていましたが、英検の教本をメインに勉強しているようでした。
教本は試験のポイントをつかむために使う分には良いですが、練習量としてはかなり物足りないものですので、
学校の問題集、英検の過去問、また英検のリーディング、英単語・英熟語、リスニング、ライティング等の分野別対策問題集など、
触れる英文の量を意識的に増やすといいです。
今は情報があふれているので、かつてのような失敗は起きにくいかもしれませんが。
ご連絡いただいたのが6月半ばでしたので、
7月にかけて、中1の復習をし、8月から9月の頭にかけて、中2の範囲の復習と未習分野、
9月は中3範囲の予習といった感じでこなしていきました。
10月の英検3級の筆記試験が終わると、面接対策をしていきました。
教材としては、学校で一度解いたことのある英語問題集『精選トレーニング』、
また、『中学生のための英検3級合格レッスン』を英検特化対策として使用しました。
面接対策としては、『英検3級面接攻略20ポイント』を使用しました。
『精選トレーニング』はよく塾でも使用されますので、久々に見て懐かしくなりました。
まあ同じような問題が聞き方のパターンを変えて、とにかくたくさん出てくる問題集です。
自分で解いていると、量が多くて終わりが見えなくて、途中でやめたくなるかもしれませんね。
画像をクリックするとアマゾンに飛びます
画像をクリックするとアマゾンに飛びます
一度は自力で解いたことのあるページはそのまま読んでもらい、
解くことよりも、とにかく読んで英語になじんでもらうように30回ほど読んでもらいました。
無事筆記試験で合格し、面接対策を行いました。
『中学生のための英検3級合格レッスン』の面接対策部分や『英検3級面接攻略20ポイント』
を使いながら、ノックして試験室に入るところから、何度もリハーサルを重ねました。
最初は緊張してなかなか英語が出てこないですが、
なれてくると「またそのパターンか」となりますので、一人で対策する場合も、
大きな声でリハーサルをしたり、動画を撮って見るといいですね。
参考になれば、幸いです。
最近TOEICの600点を目指す指導を始めました。
PS
ちなみに私は、中3の10月に英検3級を受けようと思いましたが、締め切りが過ぎていて受けられず、
そのまま月日が流れ、初めて英検を受けたのは、大学4年の冬に気まぐれで受けた準1級でした。
飲み会の翌日で、寒いし、サボろうかと思ったことを覚えています。
面接で”study hard”と言われましたが、合格はしています。
This website uses cookies.