手書き訓練が足りないと文章作成能力が低下?
EduAの記事によると、漢字の書きが文章作成能力に影響を与えるといいます。
YouTubeはこちら
ストーリーズハイライト国語から飛べます
@koshari001
EduAの記事↓
研究の概要
京都と大阪の複数の大学から募集した大学生・大学院生30人に漢検の問題を解いてもらい、漢字能力と、言語的知識の習得や文章作成能力といった高度な言語能力との関係性を調べました。
漢字の読字、書字、意味理解のスコアと、語彙や教養などの知識の習得度と文章作成能力との関連性を分析し、3側面のどの力が、高度な言語能力の発達にどの程度影響しているかを調べました。
文章作成能力にまで影響したのは書字だけ
漢字の意味理解よりも漢字の書きのほうが、文章作成能力には影響が大きいんですね。意外です。
この研究から東京外国語大学志望の受験生におすすめしたいこと
さて、それを踏まえて、#東京外大志望 のあなたや、#国際系、#外国語系 の学部を目指すあなたの受験に際しては、英語の勉強はみなさん一生懸命やると思うんですが、国語の勉強の重要性を強調したいと思います。
東京外国語大学の受験で求められる能力
#東京外国語大学 の入試 に関して言うと、高度な言語運用能力、具体的に言えば、英語と日本語のスムーズな変換が求められていると僕は考えています。
しかも、通常の大学なら目で見てそれを筆記でアウトプットできればいいのですが、
視覚情報からのインプットだけでなく、リスニングなら聴覚情報からのインプットを、
読解なら日本語の筆記を通してアウトプット、また、英作文なら英語の筆記で、スピーキングなら英語を口からアウトプットしなくてはいけません。
そう考えると、日本語の漢字で引っかかっては、アウトプットもおぼつかなくなってしまいます。
東京外国語大学の受験生が普段の勉強で気をつけたいこと
自分で参考書を解くときに、漢字を書くのが億劫で、ひらがなで済ませていませんか?
その積み重ねが本番に活きてくるかもしれませんよ。少なくとも答え合わせのときには、正しい漢字を書いておいてくださいね。