助動詞:薄緑のマーカーです
敬語:緑のマーカーです
係り結び:オレンジのマーカーです。
音便:水色マーカーです
さるべき御遊びの折々、
何事にもゆゑあることのふしぶしには、
まづまう上らせ給ふ、
あるときには大殿籠り過ぐして、
やがて候はせ給ひなど、
あながちに御前去らずもてなさせ給ひしほどに、
(帝が桐壷の更衣を)むやみにおそばにひきつけてお離しにならぬあまり、
しかるべき管弦のお遊びの折々、
また何事によらず、
風情のあるお催しの折ごとには、
誰をおいてもこのお方をおめしよせになるとか、
ときには、(帝が桐壷の更衣と)おやすみ過ごしになって、
翌日もひきつづき(更衣を)おそばにおとめあそばすという具合に、
むりやり御前をはなれぬようになさっているうちに、
24時間あの人と一緒にいたい!
というのは、上衆のすることではないのですね。
ということは・・・?
はい!このブログをお読みなっている高貴で上衆な
Good-looking girlsのみなさん!
「今日彼氏の家から直接来たから、服がバラバラなんだよね。」
とかいうマウンティングはもうやめにしましょう。
そんな見栄は張らなくても、、、
あなたはこのブログを読んでいる限り、
この世に2つとないかけがえのない存在です。
つまり、、、
このブログを読んでいるだけで、
あなたが高貴でいとやんごとなき御方であることは
疑いようのない事実なのです。
言ってみれば、、、
このブログを見れば見るほど、、、
気品があふれて、あたり一面に光が満ち溢れるような
この上なく至高の存在=あなたであることは、、、、
火を見るよりも明らかな真実なのです・・・
なので、、
このブログを読んでいるならば、、
あなたにはもう、マウンティングは必要ありません。
このブログを見ている限りとどまることをしらない
あなたの魅力だけで、
もう相手は完全にノックアウトされています。
慈悲深くあってください。
マウンティングなんて、、、
このブログの読者である
あなたには似合いません。
お役に立てましたらフォローしていただけると大変嬉しいです!
わりなく | ク活用形容詞「わりなし」連用形 |
まつは | サ行四段活用動詞「まつはす」未然形 |
させ | 使役の助動詞「さす」連用形 接続は未然形 させ/させ/さす/さする/さすれ/させよ |
給ふ | 尊敬語
補助動詞 作者⇒帝 ~なさる ハ行四段動詞「給ふ」連体形 |
あまり | 名詞 |
に、 | 格助詞 |
さるべき | 連語=ラ行変格活用「さり」連体形+推量助動詞「べし」連体形 |
御遊び | 名詞 |
の | 格助詞 |
折々、 | 名詞 |
何事 | 名詞 |
に | 格助詞 |
も | 係助詞 |
ゆゑ | 名詞 |
ある | ラ行変格活用動詞「あり」連体形 |
こと | 名詞 |
の | 格助詞 |
ふしぶし | 名詞 |
に | 格助詞 |
は、 | 係助詞 |
まづ | 副詞 |
まう上ら | 謙譲語
本動詞 作者⇒帝 参上する ラ行四段動詞「まう上る」未然形「参上る」=まゐのぼるのう音便 |
せ | 使役の助動詞「す」連用形 接続は四段・ナ変・ラ変の未然形 せ/せ/す/する/すれ/せよ |
給ふ、 | 尊敬語
補助動詞 作者⇒帝 ~なさる ハ行四段動詞「給ふ」終止形 |
ある | ラ行変格活用動詞「あり」連体形 |
とき | 名詞 |
に | 格助詞 |
は | 格助詞 |
大殿籠り | 尊敬語
本動詞 作者⇒帝 (寝・寝ぬ)おやすみになる ラ行四段動詞「大殿籠る」連用形 |
過ぐし | サ行四段活用動詞「過ぐす」連用形 |
て、 | 接続助詞 |
やがて | 副詞 |
候は | 謙譲語
本動詞 作者⇒帝 (仕える)お仕えする ハ行四段動詞「候ふ」未然形 |
せ | 使役の助動詞「す」連用形 接続は四段・ナ変・ラ変の未然形 せ/せ/す/する/すれ/せよ |
給ひ | 尊敬語
補助動詞 作者⇒帝 ~なさる ハ行四段動詞「給ふ」連用形 |
など、 | 副助詞疑問の代名詞「なに」に格助詞「と」がついた「なにと」がつづまったもの |
あながちに | ナリ活用形容動詞「あながちなり」連用形 |
御前 | 名詞 |
去ら | ラ行四段動詞「去る」 |
ず | 打消しの助動詞「ず」連用形 |
もてなさ | サ行四段活用動詞「もてなす」未然形 |
せ | 尊敬語
助動詞 作者⇒帝 ~なさる 尊敬の助動詞「す」連用形 |
給ひ | 尊敬語
補助動詞 作者⇒帝 ~なさる ハ行四段動詞「給ふ」連用形 |
し | 過去の助動詞「き」連体形 |
ほど | 名詞 |
に、 | 格助詞 |
この記事を読んだ人は下の記事も読んでいます
This website uses cookies.
View Comments
坊にもようせずは、この皇子のゐ給ふべきなめりと…
の「給ふ」が、作者から帝に対する敬意になっていますが
作者から男皇子に対する敬意ではないでしょうか
皇太子の座に就く(と考えられている)のは男皇子なので
しおさん!
コメントありがとうございます!
その通りですね!僕のミスです!
教えてくださってありがとうございます!
修正しました!!
しおさんのおかげで、より良い記事になりました!
他にもおかしな点あったら、
ぜひぜひご指摘いただけたら嬉しいです!
感謝いたします!
コシャリ
「坊にもようせずは、
この皇子のゐ給うべきなめり」の、"給う"の敬意の方向なんですが、この言葉は一の皇子の女御がしゃべっているので、
一の皇子の女御→光源氏(皇子)
じゃないですか?
確認お願いします(^^)♪
てぃむちゃんさん!
コメントありがとうございます!
そうですね!
修正しました!
感謝いたします!
コシャリ
御覧ずるに、の「に」は接続助詞のような気がしますが、いかがでしょうか?
よしえさん!
コメントありがとうございます!
修正しました!
感謝いたします!
コシャリ
それと、「まつはさせ給ふあまりに、」の「に」は断定ではなく接続助詞なのかなぁと悩んでいます。どうでしょう?
よしえさん!
コメントありがとうございます!
修正しました!
ただ、
「あまり」が名詞なので、断定の助動詞「なり」連用形ではなく、格助詞に修正しました。
接続助詞の場合は、上が連体形ですよね。
すみません、上記2つのコメントのメールアドレスを待ちげていましたので、訂正します。
よしえさん
メールをおくっておきました!
「人の心をのみ動かし」の「のみ」は、副詞ではなく副助詞だと思います。
みはなさん
コメントありがとうございます!
修正しました!
思ひ上がり給へるの る は完了の助動詞 り の連体形ではないですか?
らむねさん、コメントありがとうございます!!
その通りですね!
修正しました!
ありがとうございます!
また何か見つけたら、ご指摘いただけたら嬉しいです!
PS
その題名のコミック(アニメ?)がお好きなんですね。
「ゐ給ふべきなめり」の「ゐる」がラ行上一段とありますが、ワ行上一段の間違いではないでしょうか?
イチロー牧場さん
コメントありがとうございます。
修正しました!!
「おきてたれば」はタ行下二段活用動詞の連用形「おきて」+「たれ」+「ば」ではないでしょうか。
コメントありがとうございます!!
「思ほしおきて」+「たれ」+「ば」
ですね。タン塩さんご指摘ありがとうございます!
修正いたしました!
父が亡くなっているのに、両親がそろっている、とはどういうことですか、、?
稚拙な質問でごめんなさい、教えて頂きたいです!
ご質問ありがとうございます。
両親が揃っている「他の」女性たちにひけを取らないように桐壺の更衣のお母さんは桐壺の更衣を育てたということです。
次の行までつながっています。
(他の)を追加しました!!
なるほど!
そういう事だったんですね、ありがとうございます!