暮らしとごみ

こんにちは。

ブログにお越しいただきありがとうございます。

中学受験社会第2弾として、
今回は生活とごみについて書いていきます。

早速質問です!
私たちの家庭からは毎日どのくらいのごみが出ているでしょうか?

家庭からは、1日で一人当たり約1キロのごみをだしています。
それが合わさって、1年間におよそ4600万トンのごみが出ます。

これって、東京ドーム約123杯分なんですね!

しかし、こうした家庭ごみよりも、
会社や工場から出されるごみは8-9倍も多いんですね。

会社や工場から出されるごみのことを
産業廃棄物といいます。

とにかくごみがおおくて問題になっています。

一口にごみといっても、全てのごみを
一緒に捨ててはいけません。
ごみの種類ごとに分けてから捨てるのですね。
分けて捨てることを分別(ぶんべつ)といいます。

まったく同じ漢字を書いて、
ふんべつと読むとまた意味が変わってきますので、
気をつけてくださいね。

物事の善悪や道理を区別してわきまえる
考えること
世間的な経験や見識等から出る考えや判断

なんて意味になってしまいますからね。

では、ごみにはどのような種類があるのでしょうか。

可燃ごみ
これはおなじみですね。具体的には、
紙くず、生ごみ、木くず、てんぷら油等ですね。
前の記事で、
油をそのまま流してしまうと
きれいにするのに大量の水が必要になる
と書きましたが、油は燃えるごみで出すのですね。

可燃ごみは清掃工場(クリーンセンター)で燃やされます。
燃やされた後の灰は埋め立て地で最終処分されます。

ここでごみを燃やす理由を考えてみましょう。

4つ挙げられますか?

1ごみの体積を減らす。
2においやバイ菌をなくす
3熱を発電や温水プールに利用する
4燃やした後の灰からスラグという砂をつくり、
道路のほそうや建築に使うことができる。

うーん、3と4は厳密には理由というよりは、
ついでの利用方法といった感じですね。

さて可燃ごみがあるということは、
不燃ごみも有りますよね。

不燃ごみとは具体的には、金属やガラス・陶器などが
あたりますでしょうか。

不燃ごみは資源として利用できるものは回収し、
細かく砕いて埋め立て地にいきます。

資源つながりで、資源ごみもありますね。
びん・かん・ペットボトル・古紙などですね。

資源ごみはリサイクルされます。
新たな商品に生まれ変わるのです。