いつも決まったパターンで書くのはダメ?

こんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

先日コメントをいただきましたので、
それについて書こうと思います。

いや~しかし、コメントもらえるとこんなにうれしい気持ちになるんですね!
私も気になったブログには積極的にコメントしていこうと思いました。

自分の意見を述べる英作文では通常、

  • 1主張
  • 2それを支える理由や事例などを3つ程度
  • 3結論

という形をとることが多いですね。

コメントをくださった方は
2の理由や事例を書く際に、「第一に~第二に~」
といつも同じパターンで書いている。
あまりに型にはめていると評価が下がるのではないか
と不安に思っている様子でした。

いつも型にはめて書いていると
個性がないんじゃないか?
みんな同じ書き方だったらどうしよう
なんて不安になる気持ちになってしまうのもよくわかります。

しかし、心配は無用です。
設問にそってしっかりと論理的につながれば、
第一に、第二に、などいつも決まった形になっていても
問題ないですね。

設問にあっていなければ、もちろんその型は使えませんが。

僕が思うに、型が批判されるのは、
とにかくこの型にあてはめればOK!

とつながりがないものを無理やり型に押し込めようとしたり、
その型を使いたいがために、
全く関係のないものを理由にしたりと、

型さえあればなんでもいいと
設問に対する論理的な解答になっていない
答案が増えたからではないでしょうか。

確かにウィキペディアの守破離の思想にもあるように

守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

自分の型を持ち、さらに型も離れることができるのなら、
理想ですし、もはや達人の域に達したといってもいいでしょう。

しかし、受験生が英語の達人である必要は全くなく、
合格ができる程度に英語が書ければ十分なのです。