三者面談で大学受験生が気をつけること

三者面談で大学受験生が気をつけること

朝晩はだいぶ冷えるようになりましたね。

この時期、そろそろ学校の先生や塾の先生との二者面談や
親御さんと先生との三者面談をする時期だと思います。

模試の成績を見ながら、志望校の変更を勧められたり、
学部や学科の変更を勧められることもあるかもしれません。

先生とうまくコミュニケーションが取れていて、
ご自身のやりたいこと、進路の希望をうまく汲んで
アドバイスや提案をしてくださる場合もあれば、

頭ごなしに、ここは止めておけとか、
ここにしておきなさいなどと、
勧められることもあるかもしれません。

中には、全然役に立たないアドバイスを
されることもあるかもしれません。

参考:vintageを何周もしたら東京外大に合格しますか

三者面談では先生の立場を考えてみる

地域や、学校の先生によっては、

特定の大学への進学実績をとにかく気にしていて
教室の生徒は、進学実績のための
「コマ」のように扱う場合もあると聞きます。

そこまで露骨な感じを出す先生は少ないと思いますが、
先生がどんな立場でアドバイスをしてくださっているのかは
多少気にしておいてもいいと思いますね。

先生がこれまで担当した教え子さんたちとの成績と比較して、
このくらいの成績ならこのくらいの大学にいくことが多い

というデータや経験をもとにアドバイスする場合が
ほとんどだと思いますが、

先生が何を基準に、何を根拠にそう考えているのか?
は確認してみたほうが

良いと思います。

模試で測ることができる力とできない力

 

※先生の判断の根拠が記述模試の成績なら、
ご自身の志望校の問題で問われる力が
反映されるような問題かは、
しっかり確認する必要があります。

例えば、東京外大で求められるような
英語の力を明確に測ることができる模試は

ほとんどありません。

特定の日本語が与えられて
それを英語に変換する能力が問われるのか、

それともお題のみ与えられて、
自分の意見をミスなく表現する力が問われるのか

どちらも英語の勉強としては
英作文というくくりになりますが、
求められる力は異なりますし、

対策も異なります。

もちろん、いわゆる長文読解など、

共通する部分もありますし、
大きく見たら相関関係はあると思いますが、
そのあたりは細かく見ていきたいですね。