水の循環

家庭では、せんたく、台所、ふろ、水洗トイレ、洗面
の順で水を使用しています。

こうしてつかわれた水は、下水道に流されます。

 

使用済みの水からできるものとは?

下水処理場につくと、ここで汚れた水をきれいにしたり、
もう一度使える、再生水をつくります。

汚れた水は、何かに利用できるのでしょうか?
汚れたどろからは肥料レンガをつくります。

また再生水は、防火用水ふん水トイレの水など
人の口に入らない水に使われます。

 

ここで、だいたい公園で水遊びをした生徒は
うわー噴水の水もともと便所の水だったのかよ!
という顔をしますね。

こうしてきれいにされた水は、
下水処理場から、川や海へ流されます。

 

日本は自然が豊かな国だけど・・・

さて、日本は雨や雪の降る量が多く自然が豊かだ、
と言われますが、実は人口も多いので、
一人当たりが使える水の量は限られています。

水を大切に使い、汚れた水を流さないようにしないといけませんね。

水を大切につかうこと、これを節水といいます。

我々は節水するためにどんなことができるでしょうか?

例えば、風呂の残りの水を、洗濯や打ち水につかう
コップに水をためて歯磨きをする

このくらいならできそうですよね。

汚れた水をながさない。

そのまま流してしまうと、きれいにするのに
大量の水が必要になります。

マヨネーズ大さじ一杯を綺麗にするにはお風呂13杯分の水が必要!!

例えば、マヨネーズ大さじ一杯を魚が住める水質にするのに
お風呂(300リットル)13杯分の水が必要です。

牛乳コップ一杯でお風呂11杯
てんぷら油20mlでお風呂20杯
みそ汁1杯でお風呂4,7杯

が必要になります。

教室の全員が牛乳を流したら大変な量になりますね。

牛乳を飲めない友達がいたら、
積極的にもらいに行きましょう。

 
もっと詳しく中学受験について知りたい方はこちら
 

参考になれば幸いです。