どうもこんにちは。短期で英語を伸ばすのが得意なコシャリです。
最近偏差値42の高校から5ヶ月で上智大学に合格した教え子の話という動画がまあまあ再生されていましたので、
その経験をもとに偏差値40台の高校から上智大学に合格する方法についてお話してみようと思います。
偏差値40台の高校に通う方の多くは、死ぬほど勉強したけど、能力的に?どうしてもそこしか合格できなかったというよりは、
全く勉強していなかったので、そこしか受けなかった、近所だからそこに行った等の理由が多い気がします。
ですので、今現在成績が悪いとしても、それが全く勉強してこなかったことが原因の場合、勉強してそこそこの高校に通う生徒さんよりも高い能力を持つ場合もあります。
もちろん、人によりますが。
ご覧のあなたがそういった高校に通っていたり、ご子息、ご息女さまがそういった高校にお通いの場合は参考にしてみてください。
一応偏差値40台としましたが、50台でもそう変わらない場合も多々あるかと思いますので、ご覧いただければ幸いです。
それでは行きましょう。
はい、言うまでもなく難しいです。普通に難関大学ですからね。
特に、短時間で大量の問題を処理する、情報処理型の問題に慣れるために訓練の時間が必要です。
特に、入試改革によって、一般受験の枠が小さくなった影響で、難易度が上がっていることもあり、私立大学全般で難しくなっている状況があります。
2018年くらいまでならMARCHは3ヶ月でなんとかなることもありえましたが、最近はよほど条件が整わないと流石にきついんじゃないかと思っています。
上智を目指すなら、かなり的を絞った対策をしていくことが必要ですね。
あれもこれもと欲張った目標をつくってしまうと、どれも中途半端になってしまいます。
上記の通り、一般受験、共通テスト併用型で合格するはかなり難易度が高くなっているように思いますので、
もしまだ高1や高2で時間的に余裕があるのでしたら、また、学校の成績の全体平均が4.0を超え、志望学部、学科と直接関係のある科目が4.3や4.5を超える見通しが立つようでしたら、
上智大学の公募推薦を検討してみるのも一つの手かと思います。
偏差値40台の高校でしたら、比較的学校の成績も取りやすいように思いますので。
ひょっとしたら上智大学側でなんらかの補正がかかるかもしれませんが。
一般入試で入ったから偉い、推薦だからけしからんといった言説がありますが、気にしなくて大丈夫です。
かつて私も、一般で入ったほうが学力が高いと思っていましたし、
推薦は楽だよなあなんて思っていました(完全に偏見と無知です)
ただ、教える側になって見てみると、上智大学の公募推薦は倍率こそ高くはないものの、
求められる水準はかなり高いですし、課題もいかついですし、
平均的に見れば、推薦を狙える人の方が優秀なことが多いです。
胸を張って受けてください。
ついでに言えば、
一般入試を突破する能力と、大学の勉強をうまくこなしたり、
研究する能力は必ずしも一致しないように思えること、
文章を書く力や、面接で自分の考えを言葉で伝える力など、
どちらかというと公募推薦で入る時に求められる力の方が、
一般入試を突破する力よりも、大学での勉強や研究、就職等
今後必要な力に近いように思えること、
今後、AIの活用によって、知識を暗記していることよりも、
知識を運用し、より活用できる人が求められることを考えると、
より将来性があるのではないかと考えています。
※ただし、上智大学やそれ以上の大学など、非常に優秀な大学の文系の人を想定しています。
名前を書けば入れるような信じがたい状況の大学はこの限りではありません。
偏差値40台の高校から上智大学に合格するのは一般的には非常に難しいことですが、ただ、入試というのは平等にできていますので、やるべきことををやるべき水準でこなすことができれば、合格するというのもまた事実です。
まあそのやるべきことがたくさんあって、やるべき水準でやることが難しいんですけどね。
ですので、カンタンにできるとは決して思ってほしくはありませんが、不可能ではないと思ってほしいと思います。
では次に偏差値40台の高校から上智大学に合格する人の条件について見てみましょう
暗記が苦手でないというのは、上智大学に限らず、どこの大学を受けるにも必要なんですが、実際に暗記が得意かどうかよりも、暗記に苦手意識があって、最後まで覚える前に嫌になって、途中で暗記作業を止めてしまうことが問題です。
例としては、英単語を100個覚えてくださいと言われて、大体92個くらいは答えることができる。この92個というのは、91個でも93個でもいいのですが、もちろんいいに越したことはありません。ただ、100個完璧に覚えたつもりでも、どうしたって人間ですので抜けたりするものです。その水準が92個くらいかなというところです。
1-300まで覚えてきてくださいと言われて、1-100までは97個答えられた。101から200までも95個覚えられた。でも201から300までは時間に間に合わずに40個しか覚えられていませんという場合は、OKです。
もちろん、期限までに与えられた課題を仕上げることはとても大切なのですが、暗記の精度を高い水準に保つことが大切です。
学校の漢字テストや単語テストなどの小テストでも、受験用の単語テストでも、暗記のテストはだいたい7割などは危険な兆候です。
というも、暗記はこのくらいでいいだろう。というのが日々の勉強の精度、基準になってしまっているからです。
勉強に対する執念を持ってほしいなと思います。
この辺は真っ先に日々の意識を変える必要があります。
もしも7割しか覚えられていないなら、残りの3割をどうすれば覚えられるのか、そこを考えていきたいですね。
偏差値40台の高校から上智大学に合格するとなると、並大抵の勉強では合格できませんし、問題も難しいので、たいていの場合、途中で諦めたくなってしまいます。
そうした状況でも諦めないつよい精神力を発揮するためには、合格しなくてはいけない理由があったり、受からなくてはいけない事情があることが条件として上げられます。
実際に偏差値42の高校から上智大学に合格した生徒さんも、そうした事情がありましたし、
過去にセンター試験の英語で1ヶ月で63点上げて、194点をとった生徒さんも、そうした理由を持っていました。
絶対に上智に行くのだ、そのためにはできることはすべてやるのだという強い意志が必要です。
ことばや文字にするのはカンタンですが、実際に心のそこからそう信じて行動できるところまでの深い動機があるからこそ、最後まで頑張ることができるのだと思っています。
受からなくてはいけない理由などというと深くなくてはいけない、こんな軽い理由でいいのだろうかと思うかもしれませんが、動機はなんでもいいです。
ロシアの美女と付き合ってみたいからロシア語科に行きたいでも、スペインのサッカーを現地でみたいからイスパニア語学科でも、他人からみたら「そんな理由?」でもご自身にとって大事な理由ならそれで十分です。
ただし、その思いの強さは必要です。
さて、自分にはそんな高尚な志望理由もないし、勉強もしてこなかったからそこまで耐えられるかわからないぞという方もいるかも知れませんので、偏差値40台の高校に通うアドバンテージについて考えてみましょう。
一般に偏差値40台の高校に通う場合、学校から課される課題の難易度が低く、量も少ない傾向があります。この点は自分の勉強を進める時間を確保するという点で非常にメリットがあります。偏差値60前後のいわゆる自称進学校と呼ばれる高校に通う生徒さんとくらべると、よくわからない勉強に時間を取られてしまって自分の受験のための時間を確保できないというありがちな事態を避けられるので、僕からすると、この点は非常にありがたいメリットです。
では偏差値40台の高校に通うデメリットも上げてみましょう。
偏差値42の高校から上智大学に合格した生徒さんの例ですが、教室の3分の1はおしゃべりをし、3分の1はマンガを読んでいて、残りの3分の1だけが授業を聞いているという状態でした。また、日本史は高3の9月や10月にまだ平安時代だったなど、受験に対しては学校の授業が機能しない場合が考えられます。
また、勉強することを揶揄する雰囲気がある場合や、勉強して成績が良いとクラスの雑用を押し付けられる場合、
ひどい場合には、本来先生がやるべき業務を肩代わりさせられる場合もあります。
ですので、受験仲間にかぎらず、良好な外交関係、人間関係を築いて、自分の時間を確保したり、自分の精神状態を安定させる根回し等の活動にもリソースを割く必要があるかもしれません。
周りの人間に応援される人になっていきましょう。
自分の勉強をしたい、まして偏差値40台の高校から上智大学を目指すとなると、おそらく周りの進路は専門学校だったり、そのまま就職だったりして、「俺は私はお前らとは違うんだ」なんて思ってしまうかもしれませんが、そういった態度は伝わってしまいます。先程も書きましたが、良好な人間関係が必要です。
自分の受験勉強を進めるためには、学校の先生を味方につけることが不可欠です。
日々の提出物、課題、小テストなども頑張って、先生を味方につけていきましょう。
信頼のおける先生に、「じつは上智大学を目指しています」と相談してみるのもおすすめです。やっぱり人って頼られると嬉しいですからね。
ただ、先生によっては一方的に可能性を否定されることもありますので、しっかり選んで相談してくださいね。
特に、先生自身の出身大学がMARCH未満だったり、過去に合格者を見たことがなかったりすると、
とにかく難しくてよくわからないもの、だから先生の知っている範囲にしておけなんて話に落ち着いてしまったりします。
権威を誇示するタイプの先生には注意しましょう。
とはいえ、日々の活動を頑張っていて先生方から好かれていれば、頭ごなしに否定されるようなこともないと思います。
そのためにも、普段の態度などは重要ですよ。
実際偏差値42の高校から上智大学に合格した生徒さんは、これまでの成績もよく、先生方に協力して頂いていましたので、2学期以降「俺の授業は耳栓をして自習していいぞ」と複数の先生からお墨付きをいただいていました。日々の努力の賜です。
勉強法などと検索するといくらでも情報が出てくる時代です。
受験勉強を進めるとなると、どの参考書を使うか、どう勉強するかなどが気になりますが、
そうした参考書を含め、試験までの環境をつくっていくのも受験生のしごとです。
勝負は試験会場でのパフォーマンスだけでありません。すでに環境を手に入れるところから始まっています。
クラスの中で、学年の中で、良好な人間関係を築き、自分が有利な環境に身を置けるよう、自分のしごとの範囲を広げてみてくださいね。
とはいえ、偏差値40台の高校から上智大学に合格するとなると、周りに強力な経験者がいるとかでもない限り、自分一人で合格まで進むのは非常に困難です。
もし偏差値40台の高校から、あるいは自分の高校や自分の所属するコースから上智大学をはじめ、志望校に合格者がいない場合は、詳しい人に相談するのが近道です。
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