東京外大なのに日本史!?、出るテーマは?

 

さて今回のサンプル問題を見てみると、

時代は江戸=近世と近現代となりますね。

 

以前時代指定されていた世界史と同じ範囲ですね。

 

聞いている単語の難易度は、

標準、或は平易と言っていいのではないでしょうか?

 

中身を検討していくと、第一問は

順番に、

 

外国人の著作、翻訳者、外国船砲撃事件、貿易制限、

外国人、翻訳書、キリスト教の解禁過程

 

となっており、いかにも外語大という雰囲気が伝わってきますね。

 

第二問は、

近代化の弊害、政府への抵抗?運動、殖産興業、時の政府、文脈?

資本家、足尾鉱毒事件=公害の原因、被害地の対応、政府の対策

 

となっていますね。

 

世界史でも、近代化、植民地化とそれへ各地のレスポンスは

頻出テーマとなっていますので。

 

外語大らしいと言えば外語大らしいといえるかもしれません。

 問題作成者を予想してみる(敬称略)

さてここで、外語大の先生方から、

日本史の分野を専門の領域をする先生をピックアップしてみます。

 

佐藤先生は、かつて管理人が授業を受けた際に、

割と日本史部分に触れていたので、

一応入れておきました。

友常 勉 国際日本研究センター准教授 (近世・近代)日本思想史近現代部落史宗教と芸能戦後部落解放生政治からみた近世・近代日本思想史中世後期の禅仏教による儒教受容から近世における儒教の「日本化」および国学、水戸学~明治近代の思想に与えた影響
 野本京子 大学院総合国際学研究院教授 日本近現代史1920~戦後の農業・農業団体・近代化産業化高度経済成長期以降の農村暮らしジェンダー
米谷 匡史 大学院総合国際学研究院准教授 社会思想史・日本思想史戦時期日本の社会思想(日中・太平洋戦争期の「東亜協同体」論・「近代の超克」論・「世界史の哲学」など)。近代日本思想とアジアの関係、植民地帝国日本の文化的葛藤など。(朝鮮・台湾・満洲・沖縄・アイヌ・在日朝鮮人など)。
佐藤公彦※2015年03月退官 大学院総合国際学研究院教授 世紀転換期の義和団事変を中心とする中国近代史中国近世の民衆宗教や民衆文化の領域近代中国におけるキリスト教史研究中国民衆文化とキリスト教文化の衝突西洋と中国との国際関係帝国主義時代の東アジア史歴史学、宗教学・宗教史、人類学、文化理論、社会理論清代民間宗教史中国のユダヤ人
吉田ゆり子 大学院総合国際学研究所 江戸時代=日本近世史古文書近世港町幕末維新期横須賀家

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