ちょうど発音に関心も向いていたし、
いい機会だから1曲くらいは歌えるようになっておくか
と前向きに考えるようにしてみました。
安河内本には最初はスローテンポの曲がよい
ハードロックやラップなどは難しい
と書いてあったように記憶しています。
友人がLINKINPARKやSUM41を歌っていたので
とりあえず曲が短いStill Waitingを練習してみることにしました。
オルタナティブ?ロック?
違いもよくわからないのでまあいいかという感じですね。
8月の強い日差しが差し込む南西向きの2階の部屋にいます。
一番暑い午後の1時から2時半くらいまで
滴る汗をすってはりついたTシャツをパタパタさせながら
ひたすら同じ曲を歌っている姿がそこにありました。
ネットで歌詞カードをダウンロードし、
ちょこちょこある間違いを訂正しながら、
まるでロボットのように同じ動作を繰り返す姿は、
異様だったかもしれません。
はたから見るとどうでしょう。
何かの儀式か、精神の鍛練か、いや変態かもしれませんね。
私がよくわからない事を始めるのに慣れている弟が
またなんかやってんな
と冷たい視線を浴びせてくれたのは言うまでもありません。
そんなことを2-3日続けていると、
呼吸のタイミングまでもつかめてきました。
するとどうでしょう。
本を読んでもしっくりこなかった説明が
感覚でつかめるようになっているではありませんか。
それから、生徒に教える英文を
自信を持って読むことができるようになりました。
生徒から発音いいですねと初めて言われた時はそれはそれはうれしかったです。
そんなわけで、ちょっと発音良くしたいという方は、
カラオケで一曲を完璧に歌えるようにする
を試してみてください。
2016年4月13日追記
この方法で私は、小学生から「その顔で発音がネイティブっぽくて気持ち悪い」と言われるレベルにまでになりました。笑