センター英語1ヶ月で63点あげて194点達成&センター世界史1ヶ月で52点上げて91点達成
1ヶ月で115点引き上げる!
たとえ学校の先生からお前なんかMARCHにも受からないと言われても、残り4ヶ月で上智大学合格に導いた『逆転合格メーカー』のコシャリです。
いつも独学受験.jpにお越しいただきましてありがとうございます。
今回はリスニング力を上げる方法として、
私が高2の教え子に伝授した方法を紹介しようと思います。
リスニングで鍛えるべき2つの力
リスニングの問題を解く、リスニングの問題で得点する場合には、
大きく2つの側面を鍛えていかなくてはいけません。
それは英語の音を聞き取る力、耳の力と、
問題に解答する力、解答力と言えるものです。
リスニングで鍛えるべき力その1:耳づくり
リスニングの勉強というと、多くの人が思い浮かぶのは、
ディクテーションだったり、シャドーイングだったり、リピーティングなど、
いわゆる聴く勉強だと思います。
TOEICの勉強法の類にも、2-3ヶ月前から毎日英語を聞きましょう。リスニング力は一朝一夕で身につくものではありません。
などと書かれていることでしょう。
しかし、リスニング=耳づくりと受験生の多くが聞く練習ばかりに気を取られ、
肝心の問題の方に目を向けていません。
今回英語を聴かずにリスニングのスコアを上げた教え子も、
一度失敗した英検では聞いとけばいいんでしょ?
という感じでした。
私の教え子はリスニングにそれなりに自信をもっていましたし、
さらに、「語学プレーヤー」というアプリで倍速にして聞いていたせいか、
なんて言っていましたが、
リスニングテストでは好ましい結果が出せていなかったのでした。
というのも、
一つの単語を聞き漏らす、一つの単語で引っかかると、
どうしてもそちらに気を取られてしまい、その後の英語の意味が入ってこない、
その結果、設問で訊かれるもっとも重要な部分までも聞き漏らしてしまう。
という状況に陥っていたのでした。
ちなみに、コシャリはというと、
リスニングは大の苦手、というか、ぶっちゃけ細かい音は聞き取れん。
外語大に入って気づいたけど、圧倒的に周りの女の子たち耳良すぎない?
どこに音あったんだよ(アラビア語の母音とか)
ぜんぜんわかんねーよ。という感じでした。(もちろん女の子でも聞き取れなかった人もいる)
まあ、私の場合リスニングの勉強していると眠くなるので、ほとんど練習していないっていうのもあるんですけどね(言い訳か!)
なんていうか、やっぱり語学って女性の方が向いているよななんて思っていたのでした。(努力がたりませんね!)
あ、いちおう私の名誉のために言っておくと、それなりの成績はとってましたよ。一人暮らしを始めてバイト三昧になるまでは。
なにしろ片道2時間かけて電車で通ってましたので、毎日4時間電車の中で勉強してましたから。
※その影響でもう電車生活にはコリゴリになったのでインターネットで家庭教師をするという通勤のない仕事を今はしています。幸せですね。
そんな感じでとにかく耳づくりができていないというか、耳があまりよくないコシャリでしたので、
最初から全部を聞き取ろうなんでそんなだいそれたことは考えません。
とにかく点に絡む部分、得点に関係する部分だけ聞き取れればラッキーくらいに思っていました。
だってどのみち全部なんて聞き取れるわけないんだもん。
その点音質が最悪な外語大の入試は、僕にとっては上位層の点が下がるような気がしてラッキー!!という感じでしたね。
しめしめこれで差をつけられにくくなるぞとほくそ笑んでいました。(音質にビビっている受験生のあなた!こういう前向きな(?)捉え方もできますよ!)
もちろん、
僕だってシャドーイングやリピーティング、ディクテーションなど、
一通りリスニングの練習法は知っていますし、経験しています。
(ですので指導ご希望の方は安心してくださいね笑)
リスニングで鍛えるべき力その2:解答力
さて、そんな耳のよくないコシャリですが、そこまでリスニングで点差をつけられることはありません。
聞き取れないのに得点できる?さては勘だろ!適当なこと言いやがって、そう思ったあなた、正解です!
とはいきません。
正確には聞く前に選択肢をみて問題を予想し、想定される解答を何パターンか考え、ヤマを張るということです。
まあぶっちゃけ勘といえば勘ですね。
ただ、単なる勘というよりは、情報分析と予測なんて言ってもらえるとうれしいです。
聞き取れないものは聞き取れないので、可能なかぎり情報を集めて、
1問でも多く得点するっていうことですね。
で、そんな私は、英語を聞くよりも問題作成者の視点にたって、どのへんが問題になりやすいか、問題を作りやすいのはどのあたりか、
そんな練習というか、分析をひたすらしていました。
普段わたしは過去問やれ、過去問をやれとバカのひとつ覚えのように言っていますが、
過去問を研究するというのはこういうことです。
つまり、
問題作成者がどういうことを考えて問題をつくるのか、そんな分析ばっかりやっていたのですね。
まあ弱者の戦略ってやつです。
実のところ外国語が聞き取れるひとは、単語がわかりさえすれば、そして文法に問題がなければ、
普段の英文がそれなりに読めるのであれば、こんなことをする必要が無いのかもしれません。
しかし、
そもそも全部を聞き取れるかどうかかなり怪しい私にとっては、
こうする他なかったんですね。
ただ、端から英語を聴かずに問題になりやすい部分、解答の根拠になりやすい部分を分析していく(スクリブトに解答の根拠をマークしていくだけ)
なんてことを他のライバルやっていませんでしたので、まあなんとかなったわけです。
※この方法は大学入試、英検その他、過去問が充実していて、しっかりとスクリプトがあるものの場合は思わぬ効果を発揮しますが、
そうでない場合、たとえば外語大に入ったあとにアラビア語のリスニング問題をネイティブ講師が気まぐれで出す場合などには
残念ながらかなり実力相応の結果になってしまいます。
過去問がなく、傾向がつかめないので本当に聞き取るしかないですね。
その場合はまず単語をつっこんで、音以外のハンデを可能なかぎり減らしていくしかありません。
即興性というか、瞬発力の求められる通訳など語学のエキスパートになるならば、
私のようなタイプの人間にはかなり悲観的な状況かもしれませんが、そこは所詮大学入試(といっても十分難しいですが)
試験は受かればそれでいいのです。
さて、そんな弱者の戦略をおそらくリスニング弱者ではない教え子に授けました。
リスニングを聴かずに勉強するなんてきっと教え子にはわけがわからなかったことでしょう。
しかし、彼は素直にそれをやっていたのでした。
しかも、私が考えていた以上に驚くほど細かく分析していたのでした。
翌週音声の時間に教え子に分析したかどうかを聞いた私は驚きました。
スカイプでカメラ越しに見せてもらったのですが、
解答の根拠にマークするだけではなく、
教え子がやったのは、「どの単語の後に解答の根拠が来やすいのか」というものでした。
ややシワの入ったルーズリーフには
正の字で単語と解答の根拠になった回数が記録されていました。
傍から見たら訳の分からないノートでしたが、
そこには確かに英検のリスニングを攻略するためのヒントが盛り込まれていました。
実のところ、教え子はそこまで細かい性格をしていたとは思っていなかったので、
その細かな分析に
と内心驚いたのは内緒です。
そして、リスニングのスクリプト分析を終えた後、もう一度リスニング問題を解いてみた教え子自身もまた驚きました。
聴かなきゃいけないところでアンテナが立つようになりました
そうです、
分析後だと、勝手にアンテナがたつようになるんですよ。
ですので、
一箇所聞き漏らしても必要以上に神経質になる必要がないですし、
安心感がありますよね。
もちろん、英検の試験も無事に通過しました。
正直普通に聞いても聞き取れるのに、わざわざ解答の根拠になりやすい単語まで分析するとか、
ライバルにこんな奴がいたら同じ学校、学部、学科の受験はしたくないですね。
もしあなたが、リスニングの得点がなかなか伸びなくて困っているというなら、
「スクリプトに解答の根拠をマークする」カンタンだけどあんまりやっている人がいないこの方法をぜひ試してみてください。
きっと突破口になると思います。
参考になれば幸いです
コシャリ
PS
その高2の教え子はすでに早稲田の過去問を進めています。
今年浪人が決まった方、私の教え子がライバルになりますよ。ふふふ。
ここで宣戦布告しておきます。
もし、あなたが、
来年上智大学に合格したいとか、
早慶に合格したいとか、
夏の早稲田プレで成績優秀者に名前が載るようになりたいとか、
あるいは、
クラスのみんなにバレずにひっそりと突然彗星のごとく模試でいい成績を取りたいとか、
ゲッこいつ目立たなかったけどこんなデキるやつだったのかよ!
予備校にも行ってないのにヤバくない!?
なんて言われるのもいいかも
と思うなら、こっそり連絡をください。作戦を授けます。
物理的に人数には限りが在るので興味のある方はお早めにどうぞ。