「伊勢物語」の記事一覧
伊勢物語梓弓あらたまの年の三年23段品詞分解
むかし、をとこ片田舎に住みけり。をとこ、宮仕へしにとて、 別れをしみてゆきけるままに、三年来ざりければ、 待ちわびたりけるに、いとねむごろにいひける人に、 「今宵あはむ。」と契りたりけるに、このをとこ来たりけり。 「この […]
伊勢物語渚の院82段品詞分解
昔、惟喬の親王と申す親王おはしましけり。 山崎のあなたに、水無瀬といふ所に、宮ありけり。 年ごとの桜の花盛りには、 その宮へなむおはしましける。 その時、右の馬の頭なりける人を、常に率ておはしましけり。 昔 […]