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かく言ひてながえつつ来るあひだに、
ゆくりなく風吹きて、こげどもこげども、
しりへ退きに退きて、ほとほとしくうちはめつべし。
かく | 副詞 |
言ひ | ハ行四段活用動詞「言ふ」連用形 |
て | 接続助詞 |
ながめ | マ行下二段活用動詞「ながむ」連用形 |
つつ | 接続助詞 |
来る | カ行変格活用「来」連体形 |
あひだ | 名詞 |
に、 | 格助詞 |
ゆくりなく | ク活用形容詞「ゆくりなし」連用形 |
風 | 名詞 |
吹き | カ行四段活用動詞「吹く」連用形 |
て、 | 接続助詞、 |
こげ | ガ行四段活用動詞「こぐ」已然形 |
ども | 接続助詞 |
こげ | ガ行四段活用動詞「こぐ」已然形 |
ども、 | 接続助詞 |
しり | 名詞 |
へ | 格助詞 |
退き | カ行四段活用動詞「退く」連用形 |
に | 格助詞 |
退き | カ行四段活用動詞「退く」連用形 |
て、 | 接続助詞、 |
ほとほとしく | シク活用形容詞「ほとほとし」連用形 |
うちはめ | 接頭語+マ行下二段活用動詞「はむ」連用形 |
つ | 強意の助動詞「つ」終止形 |
べし。 | 推量の助動詞「べし」終止形 |
楫取りのいはく、「この住吉の明神は、例の神ぞかし。
欲しきものぞおはすらん。」とは、いまめくものか。
さて、「幣をたてまつりたまへ。」と言ふ。
楫取り | 名詞 |
の | 格助詞 |
いはく、 | 名詞 |
「こ | 「こ |
の | 格助詞 |
住吉 | 名詞 |
の | 格助詞 |
明神 | 名詞 |
は | 係助詞 |
例 | 名詞 |
の | 格助詞 |
神 | 名詞 |
ぞ | 係助詞終助詞 |
かし。 | 終助詞(強意) |
欲しき | シク活用形容詞「ほし」連体形 |
もの | 名詞 |
ぞ | 係助詞(係り結び) |
おはす | サ行変格活用動詞「おはす」終止形 |
らん。」 | 現在推量の助動詞「らむ」連体形(「ぞ」結び) |
と | 格助詞 |
は、 | 係助詞 |
いまめく | カ行四段活用動詞「いまめく」連体形 |
もの | 名詞 |
か。 | 終助詞(詠嘆) |
さて、 | 接続詞 |
「幣 | 名詞 |
を | 格助詞 |
たてまつり | ラ行四段活用動詞「たてまつる」連用形 |
たまへ。」 | 尊敬語補助動詞ハ行四段活用動詞「給ふ」命令形 |
と | 格助詞 |
言ふ。 | ハ行四段活用動詞「言ふ」終止形。 |
言ふに従ひて、幣たいまつる。
かくたいまつれども、もはら風やまで、いや吹きに、