シュリーマンに学ぶ外国語学習

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こんにちは。受験生の皆さんの中には
もう試験本番を迎えている方もいるのではないでしょうか。
頑張ってくださいね。応援しています。

今回は外国語学習について述べてみようと思います。

書店を訪れてみると、英語の学習法についての書籍が、
ところせましと並んでいることに気づくかと思います。
私も気になったものはだいたい立ち読みするようにしています。

というのも、私の趣味の一つが外国語学習だからなのですね。
そのため、これまでさまざまな外国語学習の方法論
についての書籍を読んできました。

図書館にあるものはだいたいすべて借りましたし、
アマゾンで買ったものもありますね。

一時期は絶版になったものを探しに、
他県まで遠征しに行ったこともあります。

アラビア語のことわざ(正確にはハディースですが)に、
「知識を求めるならば中国までも」

اطلبو العلم ولو في الصين
(ウトゥルブー・アルイルマ・ワ・ラウ・フィッスィーン)
直訳はたとえ中国においても知識を求めよ。
たとえ遠くにいようともよく学べ。
というものがありますが、まさにそんな状態でした。

どこにいても向学心は忘れるな貪欲に学べということですね。

日本人にはなじみがないので、
このブログをご覧になる方の中にもひょっとしたら
アラブ人=イスラーム=自爆テロ
或いはいつもデモか内戦で戦っている人達
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

日本の報道は、テロか、石油に偏っているので
仕方のないことかもしれませんが。
勉学を奨励する人々です。

話が脱線しました。
では今回は外国語学習法についての記述を
多言語学習でも有名なシュリーマンの著作『古代への情熱』
を参考に外国語学習を見ていきたいと思います。

シュリーマンは、高校の世界史ではトロイの発掘とセットで暗記するワードですね。
トロイの位置もチェックしておきましょう。
受験的にはそれでOKなのですが、彼には実業家の側面があります。

発掘にはお金がかかりますからね。
商売人として各地を飛び回り各国語を身につけていきました。
そんな彼が外国語の学習スタイルについて述べています。

私は異常な熱心をもって英語の学習に専心したが、
このときの緊急切迫した境遇から、
私はあらゆる言語の習得を容易にする一方法を発見した。

(中略)

  1. 非常に多く音読すること
  2. 決して翻訳しないこと
  3. 毎日一時間をあてること
  4. つねに興味のある対象について作文を書くこと、
  5. これを教師の指導によって訂正すること
  6. 前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦すること

である。

もちろん効果があるものばかりです。
特に興味の対象がはっきりしている場合には、
素晴らしい効果を発揮するに違いありません。

ただ、中高生の一部や、初学者・苦手意識のある方には
ちょっと厳しい面もあるので一つ一つ確認していきます。

1非常に多く音読する。

はい、もうガンガンしてください。
暇があったら、周りに人がいなかったらすかさずしましょう。

私もずいぶんしました。音読の効果はもう飽きるほど聞いたぜ!
いまさら何言ってんだよ!
という方も多いのではないでしょうか?

どんどんやってほしいのですが、
ぜひ周りにも気を使いましょう。

基本的に私は、勉強している人や頑張っている人には
好感を持つ方なので、電車で隣の人が受験生なら
イヤホンの音が大きくないだろうかなどと
少し気を遣ったりする方なのですが、
そんな気がなくなる経験をしたことがあります。

分厚いテキストを持って電車に乗り込み、
ぶつぶつ言いながらとなりに座ってきた
法曹関係試験受験者に運悪く遭遇したんですね。

司法試験をはじめ、法曹関係の試験は難しいものが多く
勉強している方も高学歴だったり、
プライドが高い方も多いでしょう。

より社会に貢献するために、偉大な使命のために
勉強しているという方もいると思います。

そうであってほしいですね。

彼がどういう人間であったかは知る由もありませんが、
座ってきた私の隣で法曹テキストの音読を始めたんですね。

しかも高速で走り、車体の音も結構する中でも
しっかり聞こえるくらい大きな声でですね。

これにはちょっと参りました。
なので私も隣でアラビア語を音読をさせていただきました。

結論から言うと、彼が途中でおりて終わったわけですが、
アラビア語を広げたときの
「なんだコイツ」感をひしひしと感じましたね。

そのときの経験から、周りの人がいるかどうかの確認は
ゆめゆめ怠りなく!ということですね。

さて戻ります。

2決して翻訳しないこと

これは初学者にはきついですね。
語順の通りに意味をとれ、ということだとは思いますが、
日本語のことは忘れて、英文は英文のまま理解しましょう!
と言えるのはずいぶん先の話ではないでしょうか。

入試の直前には直読直解になりたいところですね。
最初は厳しいです。
単語が入っていない状態では無理ですね。
復習のときにはそこまでもっていきたいですが。

3毎日一時間あてること

時間はもっとあててもいいですが、
とにかく毎日触れる必要はあります。
時間のない時は前日の復習がいいと思います。

4つねに興味ある対象について作文を書くこと
5これを教師の指導によって訂正すること
6前日直されたものを暗記して、次の時間に暗誦すること

やりたいならやってみてもいいと思いますが、
課題だからなど、義務感でなら後回しでいいですね。
構文や単語・熟語が入ってからで十分です。

日本語もしっかりできる優秀なネイティブの先生に添削してもらえて、
様々な同意表現の細かなニュアンスの違いまで解説してくれるなら
徹底的に使い倒した方がいいとは思います。
しかし、そういった環境にある方は少数ではないでしょうか?

作文を辞書を引き引き調べながらやるのには結構な時間がかかるので、
添削してもらって返ってきたものを暗記する前に
次の課題を出さなくてはならない

という状況も往々にしてありますね。
そうすると復習もままなりませんので、
私は後回しでいいと考えています。

愉しいならいいですが、
他に時間をかけるべきところがあることを
忘れてはいけないでしょう。

作文対策の参考書についている構文はしっかり暗誦するべきですね。

短期間に単語を、私は私にはロシア語の場合よりも
はるかにむずかしそうに見えたものを、わがものにするために、
『ポールとヴィルジニー』の現代ギリシア語訳を
入手してそれを通読し、その場合私は注意して
一語一語をフランス語原文のそれに相当する語と比較した。
(中略)
私は辞書をひくために、ただの一分間も失ったことはなかった。

単語の覚え方でぜひ使って欲しいのがこの方法です!

単語は文章の中で覚える(速読英単語型)
短文で覚える(Duo型)
単体で覚える(ターゲット型)

いろいろありますし、すべて試してみました。
私が高校生の時は速読英単語を使っていましたが、

覚えられればなんでもいい

というのが結論です。
どの道過去問を読んでいけば重要な単語はいやでも目にしますからね。

なので方針としては単語集で7~8割をざっと覚えたら、
全訳のある過去問をどんどん読んでいけばいいと思います。
(どんどん解くと言っていないところに注意!)

過去問を勉強の中心に据えるべきなのですが、
(これについては別の記事で書く予定です」

さすがに何も覚えていない状態でいきなり過去問を読むと
どの単語がどれにあたるのか見当がつかないので、
単語集はざっと覚えたほうがいいですね。

辞書を引かないと意味が覚えられない
重要な意味を見落としてしまう
などなど心配になることもあります。

単語集には重要な意味はたいていのっていますので
ときどきパラパラ眺めて楽しむ程度で大丈夫ですね。

どんどん読んでい行きましょう。
何度も読んで単語を見た瞬間に意味が浮かべば、
決して翻訳しないこと
は達成できています。

 

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