東京外国語大学合格体験記

 

ここで大切なのは、例え自分がそう言われたことがなくても、考えられる事態なら、それでいいということだ。また、敬語を表すhonorificという単語が思いつかないからダメだ、このネタは使えないと思わないで欲しい。

これは字数制限対策でもあるが、例えhonorificという単語が思いつかなくても、年長者に対して正しい言葉を使うこと、年長者に対して敬意を払って(敬意とともに)話す時の言葉などと、説明口調で書けば、とりあえず良い答案でなくても、減点を回避または最小限にすることができる。

1つもネタが思い浮かばないことはないはずなので、この〇〇がなくて訪れる悪い結果と、〇〇があるおかげで起きる良い結果があれば、これで2つ書くことができる。

 

もちろん、本来なら3つほどは理由や具体例を挙げたいがあくまで、これは緊急避難、被害を最小限に抑える方法なので、そこは承知して欲しい。

 

ネタが思いつかない時のテクニックその2、

対象を考えてみる。〇〇をして起きるプラスの出来事、〇〇をしないで起きる最悪の出来事のそれぞれの主語または目的語の人物を入れ替えてみる。

今回は自分の経験からなので、主語=自分を変えることはできない。しかし、これまで生きていた中で、自分にも小学生だった時期、中学生だった時期、そして高校生だった時期があったはずだ。それをヒントに、先ほどのプラスとマイナスを考えてみたらどうだろう。例えば、文法が正しく使えたことでのプラスは、高校生よりも小学生の方が周りからの評価は良くなるし、逆に自分が社会人ならそれはできて当然だと思われる。

 

敬語の問題も、自分が話した相手や、周りの人間の対象を変えることで、文章を引き延ばすことができる。例えば、目上の人には「コイツはできる」と思われた。というのに加え、後輩から尊敬された。とか、敬語が正しく使えなかったので、目上の人には礼儀がなってないと思われ、後輩からは軽んじられたというふうに、これだけで2×2の4倍の分量になる。文章をふくらませるときに、使ってみて欲しい。

しつこいようだが、あくまでこれは緊急避難的な方法で、最初から3つなら3つ例をあげられる方がいいのは言うまでもない。

 

ではではがんばって!