そこで、あるステンドグラスをヒントに、
アボット・トーマスの秘宝探しが始まります。
まず隠された暗号をステンドグラスから取出し、
それを解読します。なかなか解けないんですよ。
この過程はちょっとワクワクします。
ついに解読した暗号をヒントに
宝のある井戸に出かけます。
井戸には階段がついており、降りていくと、
暗号に示されていた「七つの目」があるのでした。
そこで考古学者は「七つの目」が描いてある石を
ぬきとり、中に手をいれるとそこには
冷たくて湿ったものが、、、、
また誰もいないはずの夜中にもかかわらず、
井戸の上から笑い声もします。
それを確認しに階段を上った使用人は
その姿に絶叫します。
また、同時に下からも考古学者が恐怖で悲鳴を上げます。
何が起きたのでしょうか?
それは読んでからのお楽しみにした方が
いいかもしれませんね。
以降考古学者は友人の聖職者が来るまで
恐怖で夜も眠れず床にふせってしまいます。
考古学者を救うため、使用人と聖職者は
抜き出した石を元に戻して物語は終わります。
ちょっと時間はかかりそうなので、
部活をやっている中高生が読むには
夏休みや春休みなどの長期休暇がいいかもしれません。