源氏物語夕顔夕顔の死宵過ぐるほど品詞分解現代語訳6はこちら

帰り入りて、探りたまへば、女君はさながら臥して、

右近はかたはらに うつぶし臥したり。「こはなぞ。あな、もの狂ほしの物怖ぢや。荒れたる所は、狐などやうのものの、人を脅やかさむとて、け恐ろしう思はするならむ。まろあれば、さやうのものには脅されじ」とて、引き起こしたまふ。

現代語訳

(源氏が外から夕顔と右近がいる部屋に)帰ってきて中に入り、

(燈火が消えた暗闇の中を)手探りなさると、女君=夕顔は先ほど(までの怖がった様子)のまま臥せっていて、

右近は夕顔のそばで、うつ伏せになって臥せっていた。

(源氏)「これ(2人とも寝てるとか)は何事か。ああ、気が違ってしまうほどの怖がりだ。このような荒れたところは、狐などのようなものが、

人間を怖がらせようとして、恐ろしく思わせるのだろう。

しかし、この私がいるのだから、そのような(狐のような)ものには脅されないだろう。」と言って、(源氏は右近を)引き起こしなさる。

 

コメント

さあ、高貴で優秀な男子の皆さん、今スグ意中のあの子を

お化け屋敷に誘って、吊り橋効果でドキドキしよう!

通常よりいい結果が出るかもしれません。

もちろん結果は保証しません。(笑)

 

ちなみに、私コシャリは、高校1年のクラス旅行で、

なぜか、富士急の病院?的なお化け屋敷の先頭を

歩かされることになり、(グループ12人くらいいたのになぜ私?)

非常に早口になったことがあります。

いつもより、7倍くらいたくさん喋った気がします。

 

 

帰り入り ラ行四段活用動詞「帰り入る」連用形
て 接続助詞
探り ラ行四段活用動詞「探る」連用形
たまへ ハ行四段活用動詞「たまふ」已然形 尊敬語 補助動詞 作者→源氏 ~なさる
ば 接続助詞
女君 名詞
は 係助詞
さながら 副詞
臥し サ行四段活用動詞「臥す」連用形
て 接続助詞
右近 名詞
は 係助詞
かたはら 名詞
に 格助詞
うつぶし サ行四段活用動詞「うつぶす」連用形
臥し サ行四段活用動詞「臥す」連用形
たり。 完了の助動詞「たり」終止形。
「こ 代名詞
は 係助詞
な 代名詞
ぞ。 係助詞
あな 感動詞
もの狂ほし シク活用形容詞「もの狂ほし」語幹
の 格助詞
物怖ぢ 名詞
や。 間投助詞
荒れ ラ行下二段活用動詞「荒る」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形
所 名詞
は 係助詞
狐 名詞
など 副助詞
やう 名詞
の 格助詞
もの 名詞
の 格助詞
人 名詞
を 格助詞
脅やかさ サ行四段活用動詞「脅かす」未然形
む 意志の助動詞「む」終止形
と 格助詞
て 接続助詞
け恐ろしう シク活用形容詞「け恐ろし」連用形「け恐ろしく」ウ音便
思は ハ行四段活用動詞「思ふ」未然形
する 使役の助動詞「す」連体形
なら 断定の助動詞「なり」未然形
む。 推量の助動詞「む」終止形
まろ 代名詞
あれ ラ行変格活用動詞「あり」已然形
ば 接続助詞
さやう 名詞
の 格助詞
もの 名詞
に 格助詞
は 係助詞
脅さ サ行四段活用動詞「脅す」未然形
れ 受け身の助動詞「る」未然形
じ」 打消推量の助動詞「じ」終止形
と 格助詞
て 接続助詞
引き起こし サ行四段活用動詞「引き起こす」連用形
たまふ ハ行四段活用動詞「たまふ」終止形 尊敬語 補助動詞 作者→源氏 ~なさる

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