こんにちは
ブログをご覧いただきありがとうございます。
超久々の更新です。
仕込み作業などをしていたので、
ほったらかしにしていたわけではなかったのですが、
アップしていないので、はた目には放置状態でしたね。
塾で担当している生徒の中にも、
駆け込みで入ってくる高3生が何人かいます。
担当している生徒の一人は、漢文があるので、
○○大学は受けないと言っていました。
ああ何ともったいない。
漢文ほど暗記項目が少なくて、時間がかからず、
点数もかなり安定して取れる科目も少ないのに。
そんなわけで、いつか漢文も記事にしてみようと思いつつ、
他の作業を優先していたのですが、、、、
今回、かつて書いた英語・現代文・古文・漢文など語学系科目は
どう勉強するのがいいの?記事に、コメントを下さった方がいて、
漢文の勉強法のリクエストがありましたので、
いい機会ですので、漢文の勉強法ついて書いていきます。
勉強をしていない状態だと
「もう一科目勉強すんのかよ!」と思ってしまう漢文ですが、
先ほど述べたように、
たいしたことはありません。
これほどコストパフォーマンスに優れた科目もありません。
句法の暗記⇒問題演習
でほぼ終わりです。
漢文の勉強は句法の暗記から
句法の暗記ですが、有名どころでいうと、これや、
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これ
漢文句形ドリルと演習 (河合塾SERIES―ステップアップノート10)
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でまずは漢文のキソである、句法をちゃっちゃと
覚えてしまいましょう。
前者で間違いないと思いますが、
ドリルをつかって体で覚える方が得意だぜ!
という方は後者がいいですね。
完全に覚えるまでやってもいいですが、
最低限書き下し文がどうしてその順番になるか、
は確実に押さえておきましょう。
つまり、レ点や一・二点、返読文字などは確実に押さえないと
いけないということですね。
数時間あれば十分すぎますし、
人によっては一時間もかからないと思います。
乱暴に読んで、一週間で1回転~3回転くらいできればいいでしょう。
漢文の勉強:句法の次はいきなり過去問を読もう
あとは実際の過去問の分析と並行していきましょう。
特に時間がなくてこれから勉強するときには、
漢文だけに時間を注ぎ込むこともできないと思います。
基礎がすべて終わってからだと、
過去問に十分に触れることができなかった
という事態が生じてしまうかもしれません。
ぜひぜひ基礎の暗記と過去問分析は並行していきましょう。
漢文の句法の暗記が半日で終わった方法
句法の暗記でのコツですが、各項目で出てくる覚えるべき漢字の数を数えて
自分でそれを思い出す練習をしていくと、早いと思います。
再読文字/使役形/受身形/否定形/疑問形・反語形/
比較形・最上形/抑揚形/限定形・累加形・仮定形
のようにステップアップノートでは項目が分かれています。
この方法は
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こちらに書いてあったものですが、
著者は半日で漢文の勉強が終わってしまったそうです。
もちろんご自身の努力次第ですが、
句法の暗記が、という意味でですね。
実は90年代は結構それだけでも点が取れるような問題が出ていた気がします。
現在は本文が結構長くなったりと、読む練習もしっかりしておきたいですね。
漢文の勉強:自力で解かない!
※ステップアップノートの方が項目分けはしっかりしている印象です。
ついで、過去問分析ですが、まず、志望校の過去問を持ってきます。
まだ具体的に決まっていなければ、センターの過去問でいいでしょう。
受験予定の大学の漢文がそこをついてしまった場合も
センターはおすすめですね。
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先ほど紹介した英語・現代文・古文・漢文の勉強法記事でも似たようなことを書いたかもしれませんが、
- 答えを書き込む
- 書き下し文を読む
- 全訳を読む
- 解答の根拠となる部分を本文中にチェックする
- その他読めなかった漢字・用法などを書き込んでいく
- チェック済みの過去問を毎日音読する
を繰り返していけばいいですね。
いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです。
質問、お待ちしています。お気軽にどうぞ。