沙石集いみじき成敗品詞分解

  • LINEで送る

一ヶ月で63点あげてセンター英語で194点達成、 52点上げてセンター世界史で91点に引き上げて、たとえ学校の先生からお前なんかMARCHにも受からないと言われても、 残り4ヶ月で上智大学合格に導いた『逆転合格メーカー』のコシャリです。 いつも独学受験.jpにお越しいただきましてありがとうございます。

 

助動詞:薄緑のマーカーです
敬語:緑のマーカーです
係り結び:オレンジのマーカーです。
音便:水色マーカーです

 

いみじき成敗

唐土(もろこし)にいやしき夫婦あり。餅を売りて世を渡りけり。 

品詞分解

唐土 名詞
格助詞
いやしき シク活用形容詞「いやし」連体形
夫婦 名詞
あり ラ行変格活用動詞「あり」終止形
名詞
格助詞
売り ラ行四段活用動詞「売る」連用形
接続助詞
名詞
格助詞
渡り ラ行四段活用動詞「渡る」連用形
けり 過去の助動詞・終止形

夫、道のほとりにして餅を売りけるに、人の袋を落としたりけるを取りて見れば、銀の軟挺六つありけり。家に持ちて帰りぬ。

品詞分解

名詞
格助詞、
名詞
格助詞
ほとり 名詞
格助詞
して 格助詞
名詞
格助詞
売り ラ行四段活用動詞「売る」連用形
ける 過去の助動詞・連体形
格助詞、
名詞
格助詞
名詞
格助詞
落とし サ行四段活用動詞「落とす」連用形
たり 完了の助動詞「たり」連用形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
ける 過去の助動詞「けり」連体形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
格助詞
マ行上一段活用動詞「見る」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
接続助詞、
名詞
格助詞
軟挺 名詞
六つ 名詞
あり ラ行変格活用動詞「あり」終止形
けり 過去の助動詞「けり」終止形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
名詞
格助詞
持ち タ行四段活用動詞「持つ」連用形
接続助詞
帰り ラ行四段活用動詞「帰る」連用形
完了の助動詞「ぬ」終止形
接続は連用形
な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね

 

妻、心素直に欲なき者にて、
「我らは商うて過ぐれば事も欠けず。この主いかばかり嘆き求むらん。いとほしきことなり。主を尋ねて返し給へ。」

と言ひければ、

品詞分解

妻、 名詞
名詞
素直に ナリ活用形容動詞「素直なり」連用形
名詞
なき ク活用形容詞「なし」連体形
名詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
接続助詞、
「我ら 代名詞
係助詞
商う ハ行四段活用動詞「商ふ」連用形「商ひ」のウ音便
接続助詞
過ぐれ ガ行上二段活用動詞「過ぐ」已然形
接続助詞
名詞
係助詞
欠け カ行下二段活用動詞「欠く」未然形
打消の助動詞「ず」終止形
接続は未然形
[な]ずざら/[に]ずざり/ず/ぬざる/ねざれ/ざれ
代名詞
格助詞
名詞
いかばかり 副詞
嘆き求む マ行下二段活用動詞「嘆き求む」終止形
らん 現在推量の助動詞「らむ」連体形
接続は終止形(ラ変型は連体形)
◯/◯/らむ/らむ/らめ/◯
いとほしき シク活用形容詞「いとほし」連体形
こと 名詞
なり 断定の助動詞「なり」終止形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
名詞
格助詞
尋ね ナ行下二段活用動詞「尋ぬ」連用形
接続助詞
返し サ行四段活用動詞「返す」連用形
給へ 尊敬語
補助動詞
ハ行四段活用動詞「給ふ」命令形
妻⇒夫
格助詞
言ひ ハ行四段活用動詞「言ふ」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
接続助詞、

「まことに。」

とて、あまねく触れけるに、

品詞分解

「まことに」 副詞

 

とて 格助詞
あまねく ク活用形容詞「あまねし」連用形
触れ ラ行下二段活用動詞「触る」連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯

主といふ者出で来て、これを得てあまりにうれしくて、
「三つをば奉ら。」

と言ひて、既に分かつべかり/けるとき、思ひ返して、煩ひを出ださために、
「七つこそありしに、六つあるこそ不審なれ。一つをば隠され/たる/にや。」と言ふ。

品詞分解

名詞
格助詞
いふ ハ行四段活用動詞「いふ」連体形
名詞
出で来 カ行変格活用動詞「出で来」連用形
接続助詞、
これ 代名詞
格助詞
ア行下二段活用動詞「得(う)」連用形
接続助詞
あまりに 副詞
うれしく シク活用形容詞「うれし」連用形
接続助詞、
「三つ 名詞
格助詞
係助詞
奉ら 謙譲語
本動詞
ラ行四段活用動詞「奉る」未然形
持ち主⇒夫
差し上げる
推量の助動詞「む」終止形
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
格助詞
言ひ ハ行四段活用動詞「言ふ」連用形
接続助詞、
既に 副詞
分かつ タ行四段活用動詞「分かつ」終止形
べかり 推量の助動詞・連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
とき、 名詞
思ひ返し サ行四段活用動詞「思ひ返す」連用形
接続助詞、
煩ひ 名詞
格助詞
出ださ サ行四段活用動詞「出だす」未然形
婉曲の助動詞「む」連体形
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
格助詞
ため 名詞
格助詞、
「七つ 名詞
こそ 係助詞 (係り結び)
あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形
過去の助動詞「けり」連体形(係り結びは流れている)
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯連体形
接続助詞、
六つ 名詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
こそ 係助詞
不思議なれ ナリ活用形容動詞「不思議なり」已然形
一つ 名詞
係助詞
隠さ サ行四段活用動詞「隠す」未然形
尊敬の助動詞「る」連用形
接続は四段・ナ変・ラ変の未然形
れ/れ/る/るる/るれ/れよ持ち主⇒夫
たる 存続の助動詞「たり」連体形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
係助詞」
格助詞
言ふ ハ行四段活用動詞「言ふ」終止形

 

「さることなし。もとより六つなり。

と論ずるほどに、果ては国の守のもとにして、これをことわらしむ。

品詞分解

「さる 連体詞
こと 名詞
なし ク活用形容詞「なし」終止形
もとより 副詞
六つ 名詞
なり 断定の助動詞「なり」終止形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
格助詞
論ずる サ行変格活用動詞「論ず」連体形
ほど 名詞
格助詞、
果て 名詞
係助詞
国守 名詞
格助詞
もと 名詞
格助詞
して 格助詞
これ 代名詞
格助詞
ことわら ラ行四段活用動詞「ことわる」未然形
しむ 使役の助動詞「しむ」終止形
接続は未然形
しめ/しめ/しむ/しむる/しむれ/しめよ

国守、眼さかしくして、この主は不実の者、この男は正直の者と見ながら、なほ不審なりければ、彼の妻を召して、別の所にして、事の子細を尋ぬるに、夫が申し条に少しもたがはず。

品詞分解

国守、 名詞
名詞
さかしく シク活用形容詞「さかし」連用形
して 接続助詞、
代名詞
格助詞
名詞
係助詞
不実 名詞
格助詞
者、 名詞
代名詞
格助詞
名詞
係助詞
正直 名詞
格助詞
名詞
格助詞
マ行上一段活用動詞「見る」連用形
ながら 接続助詞、
不審なり ナリ活用形容動詞「不審なり」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
接続助詞、
代名詞
格助詞
名詞
格助詞
召し 尊敬語
本動詞
サ行四段活用動詞「召す」連用形
作者⇒国守
およびになる
接続助詞、
名詞
格助詞
名詞
にて 格助詞、
名詞
格助詞
子細 名詞
格助詞
尋ぬる ナ行下二段活用動詞「尋ぬ」連体形
接続助詞、
名詞
格助詞
名詞
格助詞
少しも 副詞
たがは ハ行四段活用動詞「違ふ」未然形
打消の助動詞「ず」終止形
接続は未然形
[な]ずざら/[に]ずざり/ず/ぬざる/ねざれ/ざれ

 

この妻は極めたる正直の者と見て、かの主不実のこと確かなりければ、

品詞分解

代名詞
格助詞
名詞
係助詞
極めたる 連体詞
正直 ナリ活用形容動詞「正直なり」の語幹
格助詞
名詞
格助詞
マ行上一段活用動詞「見る」連用形
接続助詞、
代名詞
格助詞
名詞
不実 ナリ活用形容動詞「不実なり」の語幹
格助詞
こと 名詞
確かなり ナリ活用形容動詞「確かなり」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
接続助詞、

国の守の判に言はく、
「このこと確かの証拠なければ判じがたし。ただし、共に正直の者と見えたり。夫婦また言葉たがは。主の言葉も正直に聞こゆれば、七つあら軟挺を尋ねて取るべし。これは六つあれば、別の人のにこそ。」

品詞分解

国守 名詞
格助詞
名詞
格助詞
言はく ハ行四段活用「言ふ」のク語法、
「こ 代名詞
格助詞
こと 名詞
確か ナリ活用形容動詞「確かなり」の語幹
格助詞
証拠 名詞
なけれ ク活用形容詞「なし」已然形
接続助詞
判じがたし 形容詞ク活用動詞「判じがたし」終止形
ただし 接続助詞、
共に 連語
正直 ナリ活用形容動詞「正直」の語幹
格助詞
名詞
格助詞
見え ヤ行下二段活用動詞「見ゆ」連用形
たり 完了の助動詞「たり」終止形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
夫婦 名詞
また 副詞
言葉 名詞
変はら ラ行変格活用動詞「あり」未然形
打消の助動詞「ず」終止形
接続は未然形
[な]ずざら/[に]ずざり/ず/ぬざる/ねざれ/ざれ
名詞
格助詞
言葉 名詞
係助詞
正直に ナリ活用形容動詞「正直なり」連用形
聞こゆれ ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」已然形
接続助詞、
七つ 名詞
あら ラ行変格活用動詞「あり」未然形
婉曲の助動詞「む」連体形
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
軟挺 名詞
格助詞
尋ね ナ行下二段活用動詞「尋ぬ」連用形
接続助詞
取る ラ行四段活用動詞「取る」終止形
べし 命令の助動詞「べし」終止形
接続は終止形、ラ変型は連体形
べく・べから/べく・べかり/べし/べき・べかる/べけれ/◯
これ 代名詞
係助詞
六つ 名詞
あれ ラ行変格活用動詞「あり」已然形
接続助詞、
名詞
格助詞
名詞
格助詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
こそ 係助詞(係り結びは省略されている)

とて、六つながら夫婦に賜びけり。 宋朝の人、いみじき成敗と、あまねく褒めののしりける。

品詞分解

とて 格助詞、
六つ 名詞
ながら 接続助詞
夫婦 名詞
格助詞
たび 尊敬語
本動詞
ハ行四段活用動詞「給ぶ」連用形
作者⇒国守
お与えになる
けり 過去の助動詞「けり」終止形
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯
宋朝 名詞
格助詞
人、 名詞
いみじき シク活用形容詞「いみじ」連体形
成敗 名詞
格助詞
係助詞(係り結び)
あまねく ク活用形容詞「あまねし」連用形
褒めののしり ラ行四段活用動詞「褒めののしる」連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形(「ぞ」結び)
接続は連用形
けら/◯/けり/ける/けれ/◯

この記事を読んだ人は下の記事も読んでいます

古文品詞分解全訳記事まとめ
お役に立てましたらランキングをクリックしていただけると大変うれしいです。 にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ

 

 

お役に立てましたらフォローしていただけると大変嬉しいです! コシャリのTwitter
いつも記事を共有していただきありがとうございます!
  • LINEで送る

コメントを残す

*

サブコンテンツ

このページの先頭へ