伊勢物語梓弓あらたまの年の三年23段品詞分解

あひ思はで離れぬる人をとどめかね

わが見は今ぞ消えはてぬめる

と書きて、そこにいたづらになりにけり。

あひ思は ハ行四段活用動詞「あひ思ふ」未然形
接続助詞
離(か)れ ラ行下二段活用動詞「離(か)る」連用形
ぬる 完了の助動詞「ぬ」連体形
名詞
格助詞
とどめかね ナ行下二段活用動詞「とどめかぬ」連用形
代名詞
格助詞
名詞
係助詞
名詞
係助詞(係り結び)
消えはて タ行下二段活用動詞「消えはつ」連用形
完了の助動詞「ぬ」終止形
める 推量の助動詞「めり」連体形(「ぞ」結び)
格助詞
書き カ行四段活用動詞「書く」連用形
て、 接続助詞
そこ 代名詞
格助詞
いたづらに ナリ活用形容動詞「いたづらなり」連用形
なり ラ行四段活用動詞「なる」連用形
完了の助動詞「ぬ」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形

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