土佐日記帰京夜更けて来れば品詞分解

この家にて生まれし女子のもろともに帰らねば、いかがは悲しき。

おほかた 名詞
格助詞
副詞
荒れ ラ行下二段活用動詞「荒る」連用形
完了の助動詞「ぬ」連用形
たれ 存続の助動詞「たり」已然形
ば、 接続助詞
「あはれ。」 感動詞
格助詞
係助詞(係り結び)
人々 名詞
言ふ。 ハ行四段活用動詞「言ふ」連体形(「ぞ」結び)
思ひ出で ダ行下二段活用動詞「思ひ出づ」未然形
打消 の助動詞「ず」連体形
こと 名詞
なく、 ク活用形容詞「なし」連用形
思ひ恋しき シク活用形容詞「思ひ恋し」連体形
格助詞
うち 名詞
に、 格助詞
代名詞
格助詞
名詞
にて 格助詞
生まれ ラ行下二段活用動詞「生まる」連用形
過去の助動詞「き」連体形
女子 名詞
格助詞
もろともに 副詞
帰ら ラ行四段活用動詞「帰る」未然形
打消 の助動詞「ず」已然形
ば、 接続助詞
いかが 副詞
係助詞
悲しき。 シク活用形容詞「悲し」連体形(疑問詞「いかが」と呼応)

 

船人、皆、子たかりてののしる。

かかるうちに、なほ悲しきに堪へずしてひそかに心知れる人

と言へりける歌、

船人 名詞
も、 係助詞
副詞
名詞
たかり ラ行四段活用動詞「たかる」連用形
接続助詞
ののしる。 ラ行四段活用動詞「ののしる」終止形
かかる ラ行変格活用動詞「かかり」連体形
うち 名詞
に、 格助詞
なほ 副詞
悲しき シク活用形容詞「悲し」連体形
格助詞
堪へ ハ行下二段活用動詞「堪ふ」未然形
打消 の助動詞「ず」連用形
して、 接続助詞
ひそかに ナリ活用形容動詞「ひそかなり」連用形
名詞
知れ ラ行四段活用動詞「知る」已然形
存続の助動詞「り」連体形
名詞
格助詞
言へ ハ行四段活用動詞「言ふ」已然形
完了の助動詞「り」連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形
歌、 名詞

生まれしも帰らぬものをわが宿に

小松のあるを見るが悲しさ

とぞ言へる。なほ飽かずやあらむ、また、かくなむ。

生まれ ラ行下二段活用動詞「生まる」連用形
過去の助動詞「き」連体形
係助詞
帰ら ラ行四段活用動詞「帰る」未然形
打消 の助動詞「ず」連体形
ものを 接続助詞
代名詞
格助詞
宿 名詞
格助詞
小松 名詞
格助詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
格助詞
見る マ行上一段活用動詞「見る」連体形
格助詞
悲しさ 名詞
格助詞
係助詞(係り結び)
言へ ハ行四段活用動詞「言ふ」已然形
る。 完了の助動詞「り」連体形(「ぞ」結び
なほ 副詞
飽か カ行四段活用動詞「飽く」未然形
打消 の助動詞「ず」連用形
係助詞(係り結び)
あら ラ行変格活用動詞「あり」未然形
む、 推量の助動詞「む」連体形(「や」結び)
また、 副詞
かく 副詞
なむ。 係助詞

 

見し人の松の千年に見ましかば

遠く悲しき別れせましや