東京外国語大学 合格体験記

センターを受ける上で、作戦を立てておきました。世界史がいつも10分くらい早く終わるので、そこで一旦トイレタイムと気分転換で退出することに決めていました。家でセンターと同じ時間割で解いていましたが、社会2科目を続けて解く練習をせず、世界史と倫理の間に休んでいました。本番の4~5日前、最後の予行練習のとき初めて続けて解いてみたら、全く2科目目の倫理が集中できませんでした。英語や国語が90分といっても、社会2科目は休みを含めて130分なんですよね。(しかも退出不可。)盲点でした。(危なかった・・・)

 

センター当日、世界史は本番1科目ということもあり、いつものように解けず、時間がかかってしまいました。世界史が時間ぎりぎりになってしまったので、仕方なくそのまま倫理に突入しましたが、その時点で倫理のときに退出しようと決めていました。大問1を解き終わったとき、開始10分で退出しました。意外にもたくさんの受験生がトイレに行っていたので、「みんな結構退出するんだな。」と思い少し安心しました。倫理の時間を7分くらいロスして、時間もぎりぎりでした。この7分があればもう少しきちんと読んであと数点取れたと思います。しかし、今後の英語、国語のことを考えると、ここで無理してリズムが狂うことのほうが怖いと思いました。倫理は50/450、英語は200/450なので。ここでまあまあのスタートが切れたことがとても良かったと思います。

 

国語は漢文、古文、小説と順調でしたが、評論で「プツッ。」と気持ちが切れてしまい内容が全く頭に入ってきませんでした。今年の評論は簡単だったのに、もったいないことをしてしまいました。次の英語の前に食べたり、飲んだり、トイレに行ったり、ストレッチしたりと思いつく全てのことをして何とか気持ちを立て直そうとしましたが、回復しないまま英語の時間が来てしまいました。

 

気持ちが入らないまま英語が始まりました。とりあえずいつものように解き始めました。すると10分くらいしたら気分が乗ってきて、手が止まることなくびっくりするほど順調に問題を解くことができました。これはラッキーな想定外でした。センター直前の数日は時間切れになることも多く、得点も低迷していて不安だったので、解く順番を変えようか迷いましたが、予備校のセンターパックより本番のほうが解きやすいだろうと思い、また、かつて良い点を取れていた経験もあったので自分を信じて変えずに行くことにしました。リスニングは少々気が抜けてしまい、凡ミスをしてしまいましたが、目標点の範囲内で収まりました。