東京外国語大学 合格体験記

 

・英語

 

当初の予定通りの順番で解きました。大問2,3は今までの過去問より読みにくく感じました。本当ならばここで稼ぎたいところでしたが、手ごたえはほとんどなく内心(いや、まってよ…ここまできて受かんないとか無しだよ??)と思って半分諦めの気持ちになりました。もうやめたくなりましたが、やめるわけにもいかず、(ここが例年より難しいなら、もしかしたらこの先が簡単になっているかも)と思い直し、とにかく最後まで自分の力を出し切ろうと気持ちを切り替えました。

合格者Iさん

高校入学前から3年間、学校を敵に回し、何のために自分はやってきたのか。私に色々言って来た先生たちに「ほら見ろ。所詮お前なんかに外大なんか無理なんだよ。」と思われるなんて絶対いやだ。途中で諦めるなんて外大にも、自分にも申し訳が立たない。

 

大問1は4番目の問題まで解きました。過去問では知らない単語は設問に絡まなかったのですが、今回は違いました。文脈から推測しながら解き、何とか書きました。ここまで時間については予定通りです。大問4、5のリスニングは例年より解き易く感じました。途中、急に音が小さくなり聞こえにくくなりましたが、まもなく元の大きさに戻ったので、特に支障はありませんでした。外大ではリスニングのトラブルがよくあると言われていたので、焦ることもありませんでした。また、大問5については2回読まれたので(今年が初)確認ができてよかったです。(とはいっても分からないところは2回聞いても分からずスルーしました。)

 

大問6の放送が終わった後、一旦トイレに行くために退出しました。私の場合、ゆっくりしすぎて、トイレから出た後に付き添い係りの方に「大丈夫ですか?」と声をかけられましたが。落ち着くまでトイレに居るのもありかもしれません。

 

残り1時間。大問6の要約に20分、英作文に30分かかりました。この時点で、双方とも最後のまとめの段落は書いていません。第一段落の自分の意見を繰り返せばよいだけなので、すぐにか書けると思い、とりあえず先に大問1の残りを終わらせようと思いました。本文を読む時間はなかったので、当該箇所の前後をざっと見た後、今までの内容と自分の答えから推測して書けるだけ書きました。短い1文しか書けなかったので、点になったかは分かりませんが、白紙にはしないようにしました。この時点で後5分。大急ぎで2つの文のまとめ部分を書き、残り30秒くらいで終了しました。