伊勢物語芥川6段品詞分解

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芥川といふ河を率ていきければ、草の上におきたりける露を、

「かれは何ぞ」となんをとこに問ひける。

行く先多く夜もふけにければ、鬼ある所とも知らで、

神さへいといみじう鳴り、雨もいたう降りければ、

あばらなる蔵に、女をば奥におし入れて、

をとこ、弓簶を負ひて戸口に居り。

品詞分解

芥川 名詞
格助詞
いふ ハ行下二段活用動詞「言ふ」連体形
名詞
格助詞
ワ行上一段活用動詞「率る」連用形
接続助詞
いき カ行四段活用動詞「行く」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続助詞
名詞
格助詞
名詞
格助詞
おき カ行四段活用動詞「おく」連用形
たり 完了の助動詞「たり」連用形
ける 過去の助動詞「けり」連体形
名詞
格助詞
「かれ 代名詞
係助詞
名詞
ぞ」 係助詞終助詞
格助詞
なん 係助詞(係り結び)
をとこ 名詞
格助詞
問ひ ハ行四段活用動詞「問ふ」連用形
ける。 過去の助動詞「けり」連体形。
行く先 名詞
多く ク活用形容詞「多し」連用形 中止法
名詞
係助詞
ふけ カ行下二段活用動詞「更く」連用形
完了の助動詞「ぬ」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続助詞
名詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
名詞
格助詞
係助詞
知ら ラ行四段活用動詞「知る」未然形
接続助詞
名詞
さへ 副助詞
いと 副詞
いみじう シク活用形容詞「いみじ」連用形「いみじく」ウ音便
鳴り ラ行四段活用動詞「鳴る」連用形 中止法
名詞
係助詞
いたう ク活用形容詞「いたし」連用形「いたく」ウ音便
降り ラ行四段活用動詞「降る」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
接続助詞
あばらなる ナリ活用形容動詞「あばらなり」連体形
名詞
格助詞
名詞
格助詞
接続助詞
名詞
格助詞
おし入れ ラ行下二段活用動詞「おし入る」連用形
接続助詞
をとこ 名詞
弓簶 名詞
格助詞
負ひ ハ行四段活用動詞「負ふ」連用形
接続助詞
戸口 名詞
格助詞
居り。 ラ行変格活用動詞「居り」終止形