伊勢物語小野の雪83段品詞分解

とよみける。時はやよひのつごもりなりけり。

親王おほとのごもらで明かし給うてけり。

かくしつつまうでつかうまつりけるを、思ひのほかに、

御髪おろし給うてけり。

格助詞
よみ マ行四段活用動詞「よむ」連用形
ける。 過去の助動詞「けり」連体形
名詞
係助詞
やよひ 名詞
格助詞
つごもり 名詞
なり 断定の助動詞「なり」連用形
けり。 詠嘆の助動詞「けり」終止形
親王 名詞
おほとのごもら ラ行四段活用動詞「おほとのごもる」未然形 尊敬語 本動詞 作者⇒惟喬の親王 (寝)お休みになる
接続助詞
あかし サ行四段活用動詞「あかす」連用形
給う ハ行四段活用動詞「給ふ」連用形「たまひ」ウ音便 尊敬語 補助動詞 作者⇒惟喬の親王 ~なさる
完了の助動詞「つ」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形
かく 副詞
サ行四段活用動詞「す」連用形
つつ 接続助詞
まうで ダ行下二段活用動詞「まうづ」連用形
つかうまつり ラ行四段活用動詞「つかへまつる」連用形「つかへまつり」ウ音便 謙譲語 補助動詞 作者⇒惟喬の親王 (仕ふ)お仕えする
ける 過去の助動詞「けり」連体形
を、 接続助詞
思ひ ハ行四段活用動詞「思ふ」連用形
格助詞
ほか 名詞
に、 格助詞
御髪 名詞 作者⇒惟喬の親王
おろし サ行四段活用動詞「おろす」連用形
給う ハ行四段活用動詞「給ふ」連用形「給ひ」ウ音便 尊敬語 補助動詞 作者⇒惟喬の親王 ~なさる
完了の助動詞「つ」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形