伊勢物語関守通ひ路の関守築地の崩れ第五段品詞分解

GAK95_yuuhikappurushiruetto500

昔、男ありけり。東の五条わたりに、いと忍びて行きけり。

みそかなる所なれば、門よりもえ入らで、童べの踏みあけたる

築地の崩れより通ひけり。

 

 昔 名詞
男 名詞
あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形
東 名詞
の 格助詞
五条わたり 名詞+接尾語
に 格助詞
いと 副詞
忍び バ行上二段活用動詞「忍ぶ」連用形
て 接続助詞
行き カ行四段活用動詞「行く」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形
みそかなる ナリ活用形容動詞「みそかなり」連体形
所 名詞
なれ 断定の助動詞「なり」已然形
ば、 接続助詞
門 名詞
より 格助詞
も 係助詞
え 副詞
入ら ラ行四段活用動詞「入る」未然形
で、 接続助詞
童べ 名詞
の 格助詞
踏みあけ カ行下二段活用動詞「踏みあく」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形
築地 名詞
の 格助詞
崩れ 名詞
より 格助詞
通ひ ハ行四段活用動詞「通ふ」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形

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人しげくもあらねど、たび重なりければ、あるじ聞きつけて、

その通ひ路に、夜ごとに人を据ゑて守らせければ、

行けども、え逢はで帰りけり。

さて、詠める、

人 名詞
しげく ク活用形容詞「しげし」連用形
も 係助詞
あら ラ行変格活用動詞「あり」未然形
ね 打消の助動詞「ず」已然形
ど、 接続助詞
たび 名詞
重なり ラ行四段活用動詞「重なる」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
ば、 接続助詞
あるじ 名詞
聞きつけ カ行下二段活用動詞「聞きつく」連用形
て、 接続助詞
そ 代名詞
の 格助詞
通ひ路 名詞
に 格助詞
夜ごと 名詞+接尾語
に 格助詞
人 名詞
を 格助詞
据ゑ ワ行下二段活用動詞「据う」連用形
て 接続助詞
守ら ラ行四段活用動詞「守る」未然形
せ 使役の助動詞「す」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
ば、 接続助詞
行け カ行四段活用動詞「行く」已然形
ども、 接続助詞
え 副詞
逢は ハ行四段活用動詞「逢ふ」未然形
で 接続助詞
帰り ラ行四段活用動詞「帰る」連用形
けり。 過去の助動詞「けり」終止形
さて、 接続助詞
詠め マ行四段活用動詞「詠む」已然形
る、 完了の助動詞「り」連体形

人知れぬわが通ひ路の関守は