徒然草一道にたづさはる人167段品詞分解

接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ

人としては善に誇らず、ものと争はざるを徳とす。

他にまさることのあるは、大きなる失なり。

品の高きにても、才芸のすぐれたる/にても、先祖のほまれにても、

人にまされりと思へる人は、たとひ言葉に出でてこそは

言はねども、内心にそこばくのとがあり。

品詞分解

人 名詞
と 断定の助動詞「なり」連用形
して 接続助詞
は 係助詞
善 名詞
に 格助詞
ほこら ラ行四段活用動詞「ほこる」未然形
ず 打消 の助動詞「ず」連用形中止用法
もの 名詞
と 格助詞
争は ハ行四段活用動詞「争ふ」未然形
ざる 打消 の助動詞「ず」連体形
を 格助詞
徳 名詞
と 格助詞
す。 サ行変格活用動詞「す」終止形
他 名詞
に 格助詞
まさる ラ行四段活用動詞「まさる」連体形
こと 名詞
の 格助詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
は、 係助詞
大きなる ナリ活用形容動詞「大きなり」連体形
失 名詞
なり。 断定の助動詞「なり」終止形
品 名詞
の 格助詞
高さ 名詞
に 断定の助動詞「なり」連用形
て 接続助詞
も 係助詞
才芸 名詞
の 格助詞
すぐれ ラ行四段活用動詞「すぐる」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形
に 断定の助動詞「なり」連用形
て 接続助詞
も 係助詞
先祖 名詞
の 格助詞
ほまれ 名詞
に 断定の助動詞「なり」連用形
て 接続助詞
も 係助詞
人 名詞
に 格助詞
まされ ラ行四段活用動詞「まさる」已然形
り 完了の助動詞「り」終止形
と 格助詞
思へ ハ行四段活用動詞「思ふ」已然形
る 完了の助動詞「り」連体形
人 名詞
は 係助詞
たとひ 副詞
言葉 名詞
に 格助詞
出で ダ行下二段活用動詞「出づ」連用形
て 接続助詞
こそ 係助詞(係り結び)
言は ハ行四段活用動詞「言ふ」未然形
ね 打消 の助動詞「ず」已然形(「こそ」結び、流れている)
ども 接続助詞
内心 名詞
に 格助詞
そこばく 副詞
の 格助詞
とが 名詞
あり。 ラ行変格活用動詞「あり」終止形