いはんや一刹那のうちにおいて、
懈怠の心あることを知らんや。
何ぞ、ただ今の一念においてただちにすることのはなはだかたき。
いはんや | 副詞 |
一刹那 | 名詞 |
の | 格助詞 |
うち | 名詞 |
において | 連語
格助詞「に」+カ行四段活用動詞「置く」 連用形「置き」+接続助詞「て」の 「におきて」のイ音便 |
懈怠 | 名詞 |
の | 格助詞 |
心 | 名詞 |
ある | ラ行変格活用動詞「あり」連体形 |
事 | 名詞 |
を | 格助詞 |
知ら | ラ行四段活用動詞「知る」未然形 |
ん | 推量の助動詞「む(ん)」終止形 |
や | 係助詞 反語
終助詞 |
なんぞ | 副詞(係り結び) |
ただ今 | 名詞 |
の | 格助詞 |
一念 | 名詞 |
において | 連語
格助詞「に」+カ行四段活用動詞「置く」 連用形「置き」+接続助詞「て」の 「におきて」のイ音便 |
ただちに | 副詞 |
する | サ行変格活用動詞「す」連体形 |
事 | 名詞 |
の | 格助詞 |
はなはだ | 名詞 |
かたき。 | ク活用形容詞「かたし(難し)」連体形(「なんぞ」結び) |