確かにわかりやすいく理解度も高いのかもしれませんが・・・
もしそのまったりした悠長で得るものの少ない時間に、
目標大学に直結した英文を大量に読んでいるライバルがいたとしたら、
あなたはそのライバルに勝てる自信が心の底から湧いてくるでしょうか。
予備校が役に立つ場合
予備校をディスりまくってしまいましたが、
すべての予備校やその授業があてはまるわけではありません。
もちろん予備校が役に立つなと思う場面もあります。
例えば、
ものすごく選抜されたメンバーがあつまっていて、
中での競争が激しくて、常に気をぬけないとか、
ライバルがいるのでモチベーションが切れないとか
自習室が夜遅くまで使えるとか、
そういう「環境」を求めて予備校に通うのは、
すごくいいことだと思います。
人間って本来怠惰な生き物なので、
自分だけで出来る強い精神力の持ち主は多くありません。
ですが、
自分の志望校の合格に資することがないような
授業をちんたら受けているほど、
受験生はヒマじゃないんですよね。
アットホームの罠
もともと授業内容に疑問を持って連絡をしてきてくれたので、
その生徒さんは、授業を切ろうかどうか迷っているといいます。
本心は切りたいのでしょう。
僕自身は自習室が使えたり、
質問が出来るなら、授業はでずにそこだけ使っても良いのではないかと提案しました。
せっかくお金を払ってしまったし、
返金ができないなら、使えるものくらいはつかってもいいからです。
しかし反面、
授業を切る、授業を切りたいと思いながらも、
踏み出せないジレンマを抱えているといいます。
それは、
小さな予備校なので、
授業に出ないと気まずいという理由です。
ちょっと待って下さい
その授業はなんのためのものでしょうか?
その授業の目的はなんでしたか?
その授業を取ろうと思ったのはなぜですか?
志望校の合格ではありませんか?
勉強は孤独なものです。
みんなを同じ方向に向かせるために、
中学受験では小学生たちに、
「受験はチーム戦」などといった