上智大学 受かるには

上智

 

こんにちは、コシャリです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

今日は、今年上智大学に合格した教え子の話をしようと思います。

 

生徒の受験が終わると、すぐに次(来年)のことを考えることが多いので、

今までは過去を振り返ることはほとんどなかったのですが、

 

 

せっかくブログを訪れてくれる方もかなり増えたので、

記録に残しておこうと思います。

何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

  • 生徒さんにまつわるあれこれ
  • 担当時の 生徒の成績や状況
    • 成績
    • 状況
  • 指導内容
    • 英語
    • 国語
    • 世界史
  • センターの思い出
  • まとめ

 

 

の順に書いていきますので、

もし、ご自身に当てはまる要素があれば、

参考にしてみてくださいね。

 

 生徒さんにまつわるあれこれ

僕の所属する塾は、高校生をメインターゲットにする塾ではないので、

基本的には小中学生を教えることが多いです。

 

 

しかも、、、

 

 

 

一番教えているのは、数学や算数だったりします(泣)

明らかに言語系の方が強いのに、、、、

 

まあいいや。

 

 

その生徒さんを担当したのは10月ごろだったのですが、

それまで、その生徒は東京外国語大学の後期を狙っていて、

(最初は前期でした)

別の先生がセンター数学の対策をしていました。

 

 

 

しかしまあ、全くできないので、

これは、完全に私立に絞ったほうがいいな

 

 

 

ということで、科目を数学→英語に変更して

僕が担当することになったのでした。

 

初めて担当することになった日、

話しながら、不思議な子だなと思ったことを覚えています。

 

というのも、

 

 

どういうわけかその生徒は、僕の話が終わる前にかぶせて話してくるので、

「なんだこいつは!?人の話を聞かんやつなのか!」

 

と思ったのでした。

 

 

まあ、よくよく話してみると、けっして悪い子ではないんですけどね。

 

でも、、、

 

なかなかアクの強い子だなと思ったことを覚えています。

 

 

ただ、、、

僕にとってはそんなことは気にするほどのことではないですね。

 

 

というのもどういうわけか、

そういう個性的な?生徒を担当することが多いので慣れたという面もあります。

 

 

 

スタンド使いはスタンド使いを引き寄せるというやつでしょうか。

「類は友を呼ぶ」ですね。

 

 

つまり、、、

 

私自身もかなり変わったヤツだということですね。(笑)

 

※経験上、変人:何かしらの(よくわからない)こだわりや趣味をもっている人と定義します

の方が、(かなりムラがあるけど)エネルギーの総量が多いような気や、

エネルギーの注ぎ込み方を知っているような気がするので、

方向性さえ合わせてやれば、勝手に前進してくれたりします。

土壇場の集中力が凄いので。

 

参考:44点アップの秘密と中3が夏休みにやるべきこと

 

 

 

先生によってはそういう生徒を嫌がる向きもあると思いますが、

(上の記事で紹介した生徒も「勉強しないヤツ」ということで、

わりとみんな匙を投げていたので、誰も成績を上げられませんでしたね。)

 

 

私は変人大好きです。

だって方向性合わせるだけでいいから楽なんだもん。笑

 

 

 

ちなみに、、、

 

 

一時期ハマった、宿曜占星術によると

私は、「不器用で誠実な変人」らしいです。

 

それを見た瞬間に、「この占星術は信用できる!」

と思ったあたり、自分が変人であるという自覚はあるみたいです。笑

 

 

東京外国語大学と早慶で迷ったらにも登場した

就職アドバイザーにその話をしたところ、

「当たりすぎ!」といって爆笑していました。(失礼な!笑)

 

 

 

 

 

 

まあ、私自身、他の先生とはおそらくかなり違ったバックグラウンドを持っているので、

少々人と違うぐらいじゃ驚きません。

 

 

さらに、

 

大した海外経験があるわけではないですが、

 

 

空港で係員を問い詰めるロシアのおばちゃんや、

(たった三人しかいなかったけど、あれは軍団と呼ぶに値すると思う)

 

人が座っているところにあとからやってきて

「どけ」とアゴで合図するシリアのおばちゃんに比べれば、

へでもないですね。

 

※ちなみに、中東圏に留学なり、旅行した経験がある方は

「何事も思い通りに進まない」という経験をいやになるほど

しているので、かなり寛容な人間が多かったりします。

 

 

それと、、、

 

 

これは本当に不思議で不思議でしょうがないのですが、

僕はいつも生徒に恵まれていて、

本当にやる気のある生徒さんしか来ないんです。

 

 

 

最初は本当にやる気のない生徒だったとしても、

僕が教えていればたいていはやる気になってくれますし、

(ビジネス書を読みまくっていたら、格段に生徒のやる気の出し方がうまくなった)

 

 

どういうわけか、

「この子は本当にやってこないなぁ~難しいな~スイッチが見つからんなぁ~」

という生徒さんも、明らかにどうしようもない事態で姿を消していくので、

 

 

本当にやる気のある生徒さんしか残らなかったりします。

まあこれも潜在意識のせいかな?なんて思ったりしますが。

 

 

 

 

 担当時の生徒の成績や状況

その生徒さんの話に戻りますが、

 

 

模試の成績なんかも全く足りていないし、

外大はきついだろうなというのが正直なところでしたね。

成績

センター型模試の英語で良くても150点行くか行かないか

悪い時で、130点とか120点とか。

平均すると140点くらい。

 

世界史も50点くらい

 

数学は壊滅的。

おそらく理科/公民はほとんどやってない

 

 

浪人生みたいに時間があればできないこともないが、

学校にとられる時間などを考えると、外大はちょっときつい。

 

 

第一志望にした上智大学を目指して、

MARCHに引っかかるかなと思っていました。

 

上智に合格した後に知ったのですが、

学校の先生からは、

 

 

「お前の成績じゃMARCHも受からん」

といわれていたようです。

 

 

それを知って、「学校の先生も凄いこと言うなー」

と思いましたけどね。

 

 

発奮させる意味合いもあったと思いますが、、、、

 

 

 

まだその時期(10月)なら、MARCHならいくらでも手は打てるだろう

というのが、僕の考えです。(基本的にあきらめるという選択肢はないので。)

 

 

結局その生徒は上智大学に入ったので、

まあいいのですが。

 

ちなみに、、

 

学校の先生にはまだ2週間以上報告していないみたいです。

どうやら反抗しているみたいですね笑

 

 

センター数学の先生(高校受験の時から見ている)も

「最後まで不思議ちゃんだったな」と笑っていました。

 

 生徒さんの置かれた状況

成績は以上の通り、全く足りていない状況でした。

ただ、それ以上に僕が問題だと思ったのは、

 

生徒さんの置かれた状況でした。

 

 

つまり、、

 

 

学校にとられる時間でした。

 

というのも、、

 

やたら学校の先生の指示が多かったんですね。

それもよくわからないものが。

 

役に立たないことはないけど、

それ優先順位違うよな~というものばかりでしたし、

「それ、過去問見て言ってます?」

 

のようなものも多かったですね。

 

詳しくは忘れてしまったものも多いですが。

 

 

受験大学の数を増やせ増やせというので、

(20かそれ以上受けるのが当たり前らしいです)

 

 

僕には完全にincredible!!!でした。

 

※私立の学校は合格実績が翌年の受験者数に関わってくる

=学校の収入に関わってくるので、致し方ない部分もあります。

 

少しでも合格者をたくさん出したいのは当然です。

 

願書がタダで配られていたそうなので、

受験校を増やそうとする動きと合わせると、

 

 

何かしら大学と高校の間にビジネス関係があるのかな?

なんて思ったりもしていました。

 

勘違いしてほしくないのですが、

僕は、これ自体は必ずしも悪いことだとは思っていないです。

 

 

大学も高校も私立なら経営を考えなくてはいけないので、

最適な行動をとるのは当然だと思います。

 

もちろん、、、、

 

この状況が第一志望合格に最適な環境かといわれれば、

決してそうではないですけどね。

 

 

「これじゃ、受かるもんも受からんわ!!!」

 

 

ということで、学校の授業や課題で必要なものと手を抜くべきものを

腑分けしていきました。

 

いらないもの、、、

 

 

 

その最たるものが、世界史でした。

 

 

え、受験に必要じゃないの?

受験科目なのに!!?

 

と思われることと思いますが、

本当に必要なかった。

 

 

というのは、、、

 

 

細かすぎてでないよそんなの!

 

そんなのばっかりでした。

 

 

生徒曰く、合格した先輩は

「○○先生のプリントをやっておけば大丈夫だよ」

 

と言っていたらしいですが、、、

 

 

僕がたいして世界史が得意でなかった

というのを差し引いても、

 

 

明らかに過剰な細かさでしたね。

確かに完璧に暗記ができれば、満点も狙えそうです。

 

 

英語や国語が完成していて、

他にやることがないならやってもいいと思いますが、

 

そんな先生の趣味に付き合っていたら落ちます。

他にやることはいくらでもありますので。

 

 

指導内容

英語

先ほども書いたように、センターで140点くらいの成績でした。

 

 

しかも、読解で必ず間違っていたので、一緒に読んだ時には、

必ず解答の根拠を言ってもらったり、線を引いてもらうことにしました。

 

それだけでずいぶん変わってきましたね。

 

 

いつもなんとなく解いているという方は、

解答の根拠を探す癖をつけておくと成績が上がると思います。

 

やってみてくださいね。

 

×の選択肢を切る時にも根拠を念入りに探していきましょう。

 

また、単語や熟語の不足が見られたので、

手持ちの単語集や熟語集を一日200個~500個見るように

言っておきました。

 

わかりにくい構文は解説もしましたが、

そこは比較的できていた印象です。

 

よくわからない縦線(スラッシュ?)を引きながら読んでいたので、

遅くなるからやめるようやんわり指示しましたが、それは結構続いていましたね。

 

結構ガンコです。笑

 

細かいことは忘れてしましましたが、

 

あとは模試など、

持ってきた問題をその都度見せてもらって、

 

間違えた問題の文法事項やしらない単語や熟語をピックアップ

→翌週に暗記チェック

 

を繰り返していきました。

 

 

国語

問題解いて、○×つけて安心という勉強をしていたので、

英語同様根拠のチェックを徹底していきました。

 

参考:問題解いて○×に焦っていませんか?同じ問題を解く意味ってあるの?問題

 

それから、やたら問題を解くのに時間をかけていて、

肝心の根拠や出題意図のチェックをなおざりにしていたので、

 

解かずに設問の出題意図や暗記ポイントの把握に力点を置くよう、

一緒に読んで、分析の方法を教えました。

 

参考:英語・古文・現代文・漢文・語学系科目はどう勉強すればいいの?

 

あとはひたすら分析と読み込みを繰り返してもらいましたね。

 

世界史

状況でもお話した通り、

 

やたらヘビーな世界史だった

 

にもかかわらず、、

 

 

センター50点くらい=基礎が全くできてなかったので、

とりあえず学校は無視してもらうことにしました。

 

 

まあ、完全には無視できなかったようですが。

環境って大事ですね。

 

上智大学の過去問を見てみたところ、

英語の文法はいやらしい感じがしましたが、

 

世界史は割とオーソドックスな問題が多いことを

確認しました。(上智だからってビビる必要なし!!)

 

そこで、まずセンター試験レベルで点が取れるよう、

スピードマスター世界史を使って、基礎の暗記を徹底してもらいました。

 

それから、一緒に過去問に目を通して、

出るところでないところを把握して、一つ一つつぶしていきましたね。

 

キリスト教の歴史はやっぱり外せないねとか一緒に

言っていましたが、

 

西洋の文化史が壊滅的でしたので、

各国別世界史ノートの文化史のページを埋めて、

毎日読んでもらうことにしました。

※現在は新版各国別世界史ノートです

過去問を見れば、出る地域やテーマもかなり絞ることができるので、

出る地域は上記の各国別で、かなりの部分補えましたね。

 

 

あとはセンターの前に、

勝てる!センター世界史で分野別にセンター世界史対策をした後、

予備校系の模試問題集とセンターの過去問や学校で配られたセンター予想問題をこなしてもらいました。

 

※現在、分野別のセンターレベルの対策には、

勝てる!の代わりにセンター試験への道をおすすめしています。

※共通テストに変わり、共通テストへの道がおすすめです。

そのくらいかな。

参考:東京外国語大学合格への勉強法3~世界史編

 

センター試験の思い出

 

センター前には学校でセンター対策をしてくれたようですが、

移動時間がもったいないのと、自分でできることが多かったので、

 

全部休んでもらうことにしました。

とはいえ、全部休むのは怖かったのか、何日か行ったみたいですが。

 

やはりガンコです。笑

 

そんなこんなでセンター試験を迎えたのですが、

センターでやらかしたようです。

 

 

頭が真っ白になって、、、、、

 

 

 

僕には想定の範囲内でしたが、

かなり動揺していましたね。

 

 

とりあえず電話で、自己採点を聞いて、

できた部分とできなかった部分を聞き出しました。

 

「ミスした」を連発していましたね。(それも実力じゃ!とはもちろん言いませんでしたけど)

きっと結果を受け入れたくなかったのでしょう。

 

それから、上智でよく出る範囲を確認しました。

授業中に何度も何度も言っていたので、それはしっかり頭に入っていました。

 

 

自分でできなかったという点と、

上智で出る部分を何度も聞いて、

 

 

今やらなければいけないことを繰り返し自分で言ってもらいました。

 

 

動揺して、自分ができなかった事態にパニックになっていたので、

とにかくやるべきことを明確にすることが目標でした。

 

かれこれ30分くらい電話したでしょうか。

ようやくおちついて、「これとこれ勉強します!」宣言が出たので、

電話を切りました。

 

 

なんとか立ち直れたみたいです。

 

まとめ

 

それから、本番を迎え、結局上智は5つ、MARCH(中央)1つ、女子大2つなど、

5つくらいに絞ったはずの志望校が学校やお母様のご意向により?いつの間にか増えていましたが、

 

全部で9つも合格していました。

 

すごかったですね。よく頑張りました!

 

 

ではまとめます。今回僕がやったことは、

他の記事でもかいていることですが、、、

  1. 過去問をしっかり見て、よく聞かれることを頭に叩き込む。
  2. 自分ができなかった部分がよく聞かれることであれば、徹底的に覚え込む。
  3. 読解系は正解の根拠と、選択肢の吟味を忘れない。
  4. やるべきことをとにかく絞って徹底的にやる(各個撃破)
  5. 学校を盲信しない

となるでしょうか。

 

お役に立てれば幸いです。

 

ちなみに、僕の授業の最後の宿題は、

 

女性誌を10冊程度読み込み(何事も量が大事!笑)、

四谷の綺麗なお姉さんたちを分類してみる

というものだったりします。

 

自分がオシャレな上智大生になれるのか不安だというので。

 

そういえば、、、

 

その生徒も、使い終わった参考書や過去問はここで処分するって言っていましたね。

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