接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬざる/ね・ざれ/ざれ
人の営み、皆愚かなる中に、さしも危ふき京中の家を
造るとて、宝を費やし、心を悩ますことは、すぐれて
あぢきなくぞはべる。
品詞分解
人 | 名詞 |
の | 格助詞 |
営み | 名詞 |
皆 | 副詞 |
愚かなる | ナリ活用形容動詞「愚かなり」連体形 |
中 | 名詞 |
に | 格助詞 |
さしも | 副詞 |
危ふき | ク活用形容詞「危ふし」連体形 |
京中 | 名詞 |
の | 格助詞 |
家 | 名詞 |
を | 格助詞 |
造る | ラ行四段活用動詞「造る」終止形 |
と | 格助詞 |
て、 | 接続助詞 |
宝 | 名詞 |
を | 格助詞 |
費やし | サ行四段活用動詞「費やす」連用形 |
心 | 名詞 |
を | 格助詞 |
悩ます | サ行四段活用動詞「悩ます」連体形 |
こと | 名詞 |
は、 | 係助詞 |
すぐれて | 副詞 |
あぢきなく | ク活用形容詞「あぢきなし」連用形 |
ぞ | 係助詞(係り結び) |
はべる。 | 丁寧語補助動詞ラ行変格活用「はべり」連体形(「ぞ」結び) |
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