接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
本文
すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。
春は家を立ち去らでも、月の夜は、閨の内ながらも思へるこそ、
いと頼もしうをかしけれ。
品詞分解
すべて | 副詞 |
月・花 | 名詞 |
を | 格助詞 |
ば、 | 係助詞 |
さ | 副詞 |
のみ | 副助詞 |
目 | 名詞 |
にて | 格助詞 |
見る | マ行上一段活用動詞「見る」 |
もの | 名詞 |
かは。 | 終助詞 |
春 | 名詞 |
は | 係助詞 |
家 | 名詞 |
を | 格助詞 |
立ち去ら | ラ行四段活用動詞「立ち去る」未然形 |
で | 接続助詞 |
も、 | 係助詞 |
月 | 名詞 |
の | 格助詞 |
夜 | 名詞 |
は | 係助詞 |
閨 | 名詞 |
の | 格助詞 |
内 | 名詞 |
ながら | 接続助詞 |
も | 係助詞 |
思へ | ハ行四段活用動詞「思ふ」已然形 |
る | 存続の助動詞「り」連体形
接続はサ変の未然形・四段の已然形 |
こそ | 係助詞(係り結び) |
いと | 副詞 |
頼もしう | シク活用形容詞「頼もし」連用形「頼もしく」ウ音便 |
をかしけれ。 | シク活用形容詞「をかし」已然形(「こそ」結び) |
本文
よき人は、ひとへに好けるさまにも見えず、
興ずるさまもなほざりなり。
品詞分解
よき | ク活用形容詞「よし」連体形 |
人 | 名詞 |
は、 | 係助詞 |
ひとへに | 副詞 |
好け | カ行四段活用動詞「好く」已然形 |
る | 存続の助動詞「り」連体形
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