まことや、「烏のむれゐて池の蛙をとりければ、御覧じ悲しませ給ひてなん」と

人の語りしこそ、さてはいみじくこそと覚えしか。

徳大寺にも、いかなる故か侍りけん。

綾小路宮 名詞
の 格助詞
おはします 尊敬語ハ行四段活用動詞 本動詞 ハ行四段活用動詞 作者→綾小路宮 いらっしゃる
小坂殿 名詞
の 格助詞
棟 名詞
に 格助詞
いつ 名詞
ぞ 係助詞
や 係助詞(疑問)(係り結び)
縄 名詞
を 格助詞
ひか カ行四段活用動詞「ひく」未然形
れ 尊敬の助動詞「る」連用形
たり 完了の助動詞「たり」連用形
しか 過去の助動詞「き」已然形(係り結びは流れている)
ば、 接続助詞、
か 代名詞
の 格助詞
例 名詞
思ひ出で ダ行下二段活用動詞「思ひ出づ」未然形
られ 自発助動詞「らる」連用形
侍り 丁寧語補助動詞ラ行変格活用動詞「侍り」連用形
し 過去の助動詞「き」連体形
に 接続助詞
まことや 感動詞
「鳥 名詞
の 格助詞
群れゐ ワ行上一段活用動詞「群れゐる」連用形
て 接続助詞
池 名詞
の 格助詞
蛙 名詞
を 格助詞
とり ラ行四段活用動詞「とる」連用形
けれ 過去の助動詞「けり」已然形
ば、 接続助詞、
ご覧じ 尊敬語 本動詞 サ行変格活用動詞 作者→綾小路宮 ご覧になる(見る)
かなしま マ行四段活用動詞「かなしむ」未然形
せ 尊敬の助動詞「す」連用形 助動詞
給ひ 尊敬語 補助動詞 ハ行四段活用動詞「給ふ」連用形 作者→綾小路宮 ~なさる
て 接続助詞
なん」 係助詞(係り結びは省略)
と 格助詞
人 名詞
の 格助詞
語り ラ行四段活用動詞「語る」連用形
し 過去の助動詞「き」連体形
こそ 係助詞(係り結び)
さては 接続詞
いみじく シク活用形容詞「いみじ」連用形
こそ 係助詞(係り結び)結びは省略
と 格助詞
覚え ヤ行下二段活用動詞「覚ゆ」連用形
しか。 過去の助動詞「き」已然形(「こそ」結び)。
徳大寺 名詞
に 格助詞
も 係助詞
いかなる ナリ活用形容動詞「いかなり」連体形
ゆゑ 名詞
か 係助詞(係り結び)
侍り 丁寧語補助動詞ラ行変格活用動詞「侍り」連用形
けん。 過去推量の助動詞「けむ(ん)連体形(「か」結び)。

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