太政大臣→帝=醍醐天皇
申し上げる
て |
接続助詞 |
せ |
サ行変格活用動詞「す」未然形 |
させ |
使役の助動詞「さす」連用形 |
たてまつら |
謙譲語補助動詞ラ行四段活用動詞「奉る」未然形
謙譲語 補助動詞
太政大臣→帝=醍醐天皇
~申し上げる |
む。」 |
意志の助動詞「む」終止形 |
など |
副助詞 |
申し |
サ行四段活用動詞「申す」連用形
謙譲語 本動詞
作者⇒亭子の帝
申し上げる |
たまひ |
ハ行四段活用動詞「たまふ」連用形
尊敬語 補助動詞
作者⇒太政大臣
~なさる |
て、 |
接続助詞 |
ついで |
名詞 |
に |
格助詞 |
本文
小倉山峰の紅葉葉こころあらばいまひとたびの行幸待たなむ
となむありける。
品詞分解
小倉山 |
名詞 |
峰 |
名詞 |
の |
格助詞 |
紅葉葉 |
名詞 |
心 |
名詞 |
あら |
ラ行変格活用動詞「あり」未然形 |
ば |
接続助詞 |
いま |
副詞 |
ひとたび |
名詞 |
の |
格助詞 |
行幸 |
名詞 |
待た |
タ行四段活用動詞「待つ」未然形 |
なむ |
終助詞 |
と |
格助詞 |
なむ |
係助詞(係り結び) |
あり |
ラ行変格活用動詞「あり」連用形 |
ける。 |
過去の助動詞「けり」連体形(「なむ」結び) |
本文
かくて帰りたまうて、奏したまひければ、
「いと興あることなり。」とてなむ、
大堰の行幸といふこと始めたまひける。
品詞分解
かくて |
接続詞 |
帰り |
ラ行四段活用動詞「帰る」連用形 |
たまう |
ハ行四段活用動詞「たまふ」連用形「たまひ」ウ音便
尊敬語 補助動詞
作者⇒太政大臣
~なさる |
て、 |
接続助詞 |
奏し |
サ行変格活用動詞「奏す」連用形
謙譲語 本動詞
作者⇒帝
申し上げる |
たまひ |
ハ行四段活用動詞「たまふ」連用形
尊敬語 補助動詞
作者⇒太政大臣
~なさる |
けれ |
過去の助動詞「けり」已然 |
ば、 |
接続助詞 |
「いと |
副詞 |
興 |
名詞 |
ある |
ラ行変格活用動詞「あり」連体形 |
こと |
名詞 |
なり。」 |
断定の助動詞「なり」終止形 |
と |
格助詞 |
て |
接続助詞 |
なむ、 |
係助詞(係り結び) |
大堰の行幸 |
名詞 |
と |
格助詞 |
いふ |
ハ行四段活用動詞「言ふ」連体形 |
こと |
名詞 |
始め |
マ行下二段活用動詞「始む」連用形 |
たまひ |
ハ行四段活用動詞「たまふ」連用形
|