枕草子大納言殿参りたまひて293段品詞分解

東京都府中市の大学受験プロ家庭教師『逆転合格メーカー』のコシャリです。

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助動詞:薄緑のマーカーです
敬語:緑のマーカーです
係り結び:オレンジのマーカーです。
音便:水色マーカーです

本文

大納言殿参りたまひて、書のことなど奏したまふに、

例の、夜いたく更けぬれば、御前なる人々、

一人二人づつ失せて、御屏風・御几帳の後ろなどに、

皆隠れ臥しぬれば、ただ一人、眠たきを念じて候ふに、

「丑四つ。」と奏すなり。

品詞分解

大納言殿 名詞
参り ラ行四段活用動詞「参る」連用形 謙譲語 本動詞 作者→帝 参上する
たまひ ハ行四段活用動詞「給ふ」連用形 尊敬語 補助動詞 作者→大納言殿 ~なさる
接続助詞
書(ふみ) 名詞
格助詞
こと 名詞
など 副助詞
奏し サ行変格活用動詞「奏す」連用形 尊敬語 本動詞 作者→帝 申し上げる
たまふ ハ行四段活用動詞「給ふ」連体形 尊敬語 補助動詞 作者→大納言殿 ~なさる
格助詞
名詞
格助詞
名詞
いたく ク活用形容詞「いたし」連用形
更け カ行下二段活用動詞「更く」連用形
ぬれ 完了の助動詞「ぬ」已然形
接続助詞
御前 接頭語+名詞
なる 所在の助動詞「なり」連体形
人々 名詞
一人 名詞
二人づつ 名詞+接尾語
失せ サ行下二段活用動詞「失す」連用形
接続助詞
御屏風・ 接頭語+名詞
御几帳 接頭語+名詞
格助詞
後ろ 名詞
など 副助詞
格助詞
名詞
隠れ臥し サ行四段活用動詞「隠れ臥す」連用形
ぬれ 完了の助動詞「ぬ」已然形
接続助詞
ただ 副詞
一人 名詞
眠たき ク活用形容詞「眠たし」連体形
格助詞
念じ サ行変格活用動詞「念ず」連用形
接続助詞
候ふ ハ行四段活用動詞「候ふ」連体形 謙譲語 本動詞 作者→中宮 おそばにいる
接続助詞
「丑 名詞
四つ。」 名詞
格助詞
奏す サ行変格活用動詞「奏す」終止形 謙譲語 本動詞 作者→帝 申し上げる
なり。 推定の助動詞「なり」終止形

本文

「明けはべりぬなり。」と独りごつを、