今回はリクエストをいただいた源氏物語の葵若君のいとゆゆしきまで~常よりは目とどめて見出だして臥し給へり。

を品詞分解しました。

 

主語、目的語、「は」「が」「を」「に」などを補って読んでいきましょう。

 

 

助動詞:薄緑のマーカーです
敬語:緑のマーカーです
係り結び:オレンジのマーカーです。
音便:水色マーカーです

若君のいとゆゆしきまで~心をも惑はしたまはむ

若君のいとゆゆしきまで見えたまふ御ありさまを、

(源氏が)今からいとさまことにもてかしづききこえ/たまふさま、

おろかなら

(大臣は)ことあひたる心地して、大臣もうれしういみじと思ひきこえ/たまへに、

ただ、(葵上の)この御心地おこたり果てたまはを、

心もとなく思せど、

(大臣)「さばかりいみじかり名残こそは」と思して、

いかでかは、さのみは心をも惑はしたまは

若君 名詞
格助詞
いと 副詞
ゆゆしき シク活用形容詞「ゆゆし」連体形
まで 副詞
見え 見え
たまふ 尊敬語補助動詞
ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→若君
御ありさま 名詞
を、 格助詞
名詞
から、 格助詞
いと 副詞
さま 名詞
ことに ナリ活用形容動詞「ことなり」連用形
もてかしづき カ行四段活用動詞「もてかしづく」連用形
「もて」は接頭語
きこえ 謙譲語補助動詞
ヤ行下二段動詞「きこゆ」連用形
作者→若君
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
さま、 名詞
おろかなら ナリ活用形容動詞「おろかなり」未然形
ず、 打消の助動詞「ず」終止形。
接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬざる/ねざれ/ざれ
こと 名詞
あひ ハ行四段活用動詞「あふ」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形 接続は連用形 たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
心地 名詞
サ行変格活用動詞「す」連用形
せ/し/す/する/すれ/せよ
て、 接続助詞
大臣 名詞
係助詞
うれしう シク活用形容詞「うれし」連用形「うれしく」ウ音便
いみじ シク活用形容詞「いみじ」終止形
格助詞
思ひ ハ行四段活用動詞「思ふ」連用形
きこえ 謙譲語補助動詞 ヤ行下二段動詞「きこゆ」連用形 作者→葵上
ことあひたる心地して=思い通りになっている気がして 物の怪に打ち勝って、待望の源氏の子を生んだ葵上について父の左大臣は喜んでいる
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→大臣
完了の助動詞「り」連体形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
に、 接続助詞
ただ、 副詞
代名詞
格助詞
御心地 名詞
おこたり果て 下二段活用動詞「おこたりはつ」
連用形
たまは 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」未然形
作者→葵上
打消の助動詞「ず」連体形
接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ
を、 格助詞
心もとなく ク活用形容詞「心もとなし」連用形
思せ 尊敬語本動詞「思す」已然形
作者→大臣
ど、 接続助詞
「さばかり 副詞
いみじかり シク活用形容詞「いみじ」連用形
過去の助動詞「き」連体形
接続は連用形(カ変・サ変は特別)
せ/◯/き/し/しか/◯
名残 名残
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
こそ 係助詞 係り結び 結びは省略されている 「こそは」の後に「あらめ」を補って考えることができる
は」 係助詞
格助詞
思し 尊敬語本動詞「思す」連用形
作者→大臣
て、 接続助詞
いかで 副詞
かは、 係助詞 係り結び
副詞
のみ 副助詞
係助詞
名詞
格助詞
係助詞
惑はし サ行四段活用動詞「惑はす」連用形
たまは 尊敬語補助動詞「たまふ」未然形
作者→大臣
む。 推量の助動詞「む」終止形。
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯

若君の御まみのうつくしさなど~入りてものなど聞こえたまふ。

若君の御まみのうつくしさなどの(が)、

春宮(とうぐう)にいみじうたてまつり/たまへるを、

(源氏が)見たてまつり/たまひても、

(源氏は)まづ、(東宮を)恋しう思ひ出でられ/させたまふに、

忍びがたくて、(内裏に)参り/たまはむとて、

(源氏→葵上)「内裏などにもあまり久しう参り/はべらば、

いぶせさに、今日なむ初立(ういだち)しはべるを、

すこし気近きほどにて聞こえさせばや。あまりおぼつかなき御心の隔てかな」
と、恨みきこえ/たまへれば、

(女房たち)「げに、ただひとへに艶にのみあるべき御仲にもあらを、

いたう衰へたまへと言ひながら、物越にてなどあべきかは」

とて、(葵上が)臥したまへ所に、御座近う参りたれば、(源氏は)入りてものなど(葵上に)聞こえ/たまふ

 

「あべき」はよく聞かれそうですね。

若君 名詞
格助詞
御まみ 接頭語+名詞
格助詞
うつくしさ 名詞
など 副助詞
の、 格助詞、
春宮(とうぐう) 名詞
格助詞
いみじう シク活用形容詞「いみじ」連用形「いみじく」ウ音便
な行上一段活用動詞「似る」連用形
たてまつり 謙譲語補助動詞ラ行四段活用動詞「奉る」連用形
作者→東宮
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→若君
存続の助動詞「り」連体形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
を、 格助詞
マ行上一段活用動詞「見る」連用形
たてまつり 謙譲語補助動詞ラ行四段活用動詞「奉る」
作者→若君
たまひ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」連用形
作者→源氏
接続助詞
も、 係助詞
まづ、 副詞
恋しう 恋シク活用形容詞「し」連用形「しく」ウ音便
思ひ出で ダ行下二段活用動詞「思ひ出づ」連用形
られ 自発の助動詞「らる」未然形
接続は四段・ナ変・ラ変以外の未然形
られ/られ/らる/らるる/らるれ/られよ
させ 尊敬の助動詞「さす」連用形
作者→源氏
接続は未然形
させ/させ/さす/さする/さすれ/させよ
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
に、 接続助詞
忍びがたく ク活用形容詞「忍びがたし」連用形
て、 接続助詞
参り 謙譲語本動詞ラ行四段活用動詞「参る」連用形
たまは 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」未然形
作者→源氏
意志の助動詞「む」終止形
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
格助詞
て、 接続助詞
「内裏 名詞
など 副助詞
格助詞
係助詞
あまり 副詞
久しう シク活用形容詞「ひさし」連用形「ひさしく」ウ音便
参り 謙譲語本動詞ラ行四段活用動詞「参る」連用形
源氏→内裏
はべら 丁寧語補助動詞ラ行変格活用「侍り」未然形
源氏→葵上
打消の助動詞「ず」連体形
接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ
ば、 接続助詞
いぶせさ 名詞
に、 格助詞
今日 名詞
なむ 係助詞
初立(ういだち)ち 名詞
サ行変格活用動詞「す」連用形
はべる 丁寧語補助動詞ラ行変格活用「侍り」未然形
源氏→葵上
を、 接続助詞
すこし 副詞
名詞
近き ク活用形容詞「近し」連体形
ほど 名詞
にて 格助詞
聞こえさせ 謙譲語本動詞サ行下二段活用動詞「聞こえさす」未然形
源氏→葵上
ばや。 終助詞
あまり 副詞
おぼつかなき ク活用形容詞「おぼつかなし」連体形
御心 名詞
格助詞
隔て 名詞
かな」 終助詞
と、 格助詞、
恨み マ行上二段活用動詞「恨む」連用形
きこえ 謙譲語補助動詞 ヤ行下二段動詞「きこゆ」連用形 作者→葵上
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→源氏
完了の助動詞「り」已然形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
ば、 接続助詞
「げに、 副詞
ただ 副詞
ひとへに 副詞
艶に ナリ活用形容動詞「艶なり(えんなり)」
のみ 副助詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
べき 当然の助動詞「べし」連体形
接続は終止形、ラ変型は連体形
べく・べから/べく・べかり/べし/べき・べかる/べけれ/◯
御仲 名詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
係助詞
あら ラ行四段活用動詞「あり」未然形
打消の助動詞「ず」連体形
接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ
を、 接続助詞
いたう ク活用形容動詞「いたし」連用形「いたく」ウ音便
衰へ ハ行下二段活用動詞「衰ふ」連用形
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
女房たち→葵上
完了の助動詞「り」終止形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
格助詞
言ひ ハ行四段活用動詞「言ふ」連用形
ながら、 接続助詞
物越 物越
にて 格助詞
など 副助詞
ラ行変格活用動詞「あり」連体形「ある」撥音便「あん」の「ん」無表記形
べき 当然の助動詞「べし」連体形
接続は終止形、ラ変型は連体形
べく・べから/べく・べかり/べし/べき・べかる/べけれ/◯
かは」 係助詞
とて、 格助詞
臥し サ行四段活用動詞「臥す」連用形
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→葵上
存続の助動詞「り」終止形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
名詞
に、 格助詞
御座 名詞
近う ク活用形容動詞「近し」連用形「近く」ウ音便
参り 謙譲語本動詞ラ行四段活用動詞「参る」連用形
作者→源氏
ここは「こしらえる」くらいの意味
たれ 完了の助動詞「たり」已然形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
ば、 接続助詞
入り ラ行四段活用動詞「入る」連用形
接続助詞
もの 名詞
など 副助詞
聞こえ 謙譲語本動詞ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」連用形
作者→葵上
たまふ。 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形。
作者→源氏

御いらへ、時々聞こえたまふも、なほいと弱げなり。~人びとあはれがりきこゆ。

(葵上は源氏に)御いらへ、時々聞こえ/たまふも、なほいと弱げなり。

されど、(源氏は葵上の)むげに亡き人と思ひきこえ御ありさまを思し出づれば、

夢の心地して、ゆゆしかりほどのことどもなど(源氏が葵上に)聞こえ/たまふついでにも、

かのむげに息も絶えたるやうにおはせが、

(六条御息所が葵上に乗り移って)引き返し、つぶつぶとのたまひことども(源氏は)思し出づるに、

心憂ければ、

(源氏→葵上)「いさや、聞こえまほしきこといと多かれど、

まだいとたゆげに思した/めればこそ」

とて、(源氏→葵上)「御湯参れ」などさへ、扱ひきこえ/たまふを、

(人々=女房たち)「いつならひたまひけむ」と、人びとあはれがりきこゆ

御いらへ、 名詞
時々 副詞
聞こえ 謙譲語本動詞ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」連用形
作者→源氏
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→葵上
も、 係助詞
なほ 副詞
いと 副詞
弱げなり。 ナリ活用形容動詞「弱げなり」終止形
されど、 接続詞
むげに ナリ活用形容動詞「むげなり」連用形
亡き人 名詞
格助詞
思ひ ハ行四段活用動詞「思ふ」連用形
きこえ 謙譲語補助動詞 ヤ行下二段動詞「きこゆ」連用形 作者→葵上
過去の助動詞「き」連体形
接続は連用形(カ変・サ変は特別)
せ/◯/き/し/しか/◯
御ありさま 名詞
格助詞
思し出づれ 尊敬語本動詞ダ行下二段活用「思し出づ」已然形
作者→源氏
ば、 接続助詞
名詞
格助詞
心地 名詞
サ行変格活用動詞「す」連用形
て、 接続助詞
ゆゆしかり シク活用形容詞「ゆゆし」連用形
過去の助動詞「き」連体形
接続は連用形(カ変・サ変は特別)
せ/◯/き/し/しか/◯
ほど 名詞
格助詞
ことども 名詞+接尾語
など 副助詞
聞こえ 謙譲語本動詞ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」連用形
作者→葵上
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
ついで 名詞
格助詞
も、 係助詞、
代名詞
格助詞
むげに ナリ活用形容動詞「むげなり」連用形
名詞
係助詞
絶え ヤ行下二段活用動詞「絶ゆ」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
やう 名詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
おはせ サ行変格活用動詞「おはす」未然形
過去の助動詞「き」連体形
接続は連用形(カ変・サ変は特別)
せ/◯/き/し/しか/◯
が、 接続助詞
引き返し、 サ行四段活用動詞「引き返す」連用形
つぶつぶと 副詞
のたまひ 尊敬語本動詞ハ行四段活用「のたまふ」連用形
作者→葵上(乗り移った六条御息所)
過去の助動詞「き」連体形
接続は連用形(カ変・サ変は特別)
せ/◯/き/し/しか/◯
ことども 名詞+接尾語
思し出づる 尊敬語本動詞ダ行下二段活用「思し出づ」連体形
作者→源氏
に、 接続助詞
心憂けれ ク活用形容詞「心うし」已然形
ば、 接続助詞
「いさや、 感動詞
聞こえ 謙譲語本動詞ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」連用形
源氏→葵上
まほしき 願望の助動詞「まほし」連体形
接続は未然形
(まほしく)まほしから/まほしく・まほしかり/まほし/まほしき・まほしかる/まほしけれ/○
こと 名詞
いと 副詞
多かれ ク活用形容詞「多し」已然形
ど、 接続助詞
まだ 副詞
いと 副詞
たゆげに ナリ活用形容動詞「たゆげなり」連用形
思し 尊敬語本動詞サ行四段活用動詞「思す」連用形
存続の助動詞「たり」連体形「たる」撥音便「たん」「ん」無表記形
接続は連用形
たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
めれ 推量の助動詞「めり」已然形
接続は終止形・ラ変型は連体形
◯/めり/めり/める/めれ/◯
接続助詞
こそ」 係助詞 係り結びは省略されている
とて、 格助詞
「御湯 名詞
参れ」 尊敬語本動詞ラ行四段活用動詞「参る」命令形
源氏→葵上
など 副助詞
さへ、 副助詞
扱ひ ハ行四段活用動詞「扱ふ」連用形
きこえ 謙譲語補助動詞 ヤ行下二段動詞「きこゆ」連用形 作者→葵上
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
を、 格助詞
いつ 代名詞
ならひ ハ行四段活用「ならふ」連用形
たまひ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連用形
作者→源氏
けむ 過去推量の助動詞「けむ」終止形
接続は未然形
◯/◯/けむ/けむ/けめ/◯
と、 格助詞
人びと 名詞
あはれがり ラ行四段活用動詞「あはれがる」連用形
きこゆ。 謙譲語本動詞ヤ行下二段活用動詞「聞こゆ」終止形
作者→源氏

いとおかしげなる人の~臥したまへり

いとをかしげなる人(葵上)の(が)、いたう弱りそこなはれて、

あるかなきかのけしきて臥したまへるさま(は)、

いとらうたげに心苦しげなり。

御髪の乱れたる筋もなく、はらはらとかかれる枕のほど、

ありがたきまで(美しく)見ゆれば、

(源氏)「年ごろ、何ごとを飽かことありて思ひつら/む」と、

あやしきまでうちまもらたまふ

(源氏→葵上)「院などに参りて、いととうまかでな/む

かやうにて、おぼつかなからたてまつらば、うれしかるべきを、

宮(葵上の母の大宮)のつとおはするに、心地なくと、

つつみて過ぐしつるも苦しきを、

なほやうやう心強く思しなして、例の御座所にこそ

 

(葵上の母の大宮が葵上を)あまり若く※もてなしたまへば、

かたへは、かくもものしたまふぞ」など、

(源氏が葵上に)聞こえおき/たまひて、

いときよげにうち装束きて出でたまふを、

(葵上は)常よりは目とどめて、見出だして臥したまへ

 

※「もてなす」を「扱う」ととると大宮が葵上を扱う、待遇する、世話するという意味に

「もてなす」を「ふるまう」「身を処する」ととると葵上が幼くいらっしゃる、子供っぽくいらっしゃる

という意味になる。ここでは前者で書いてます

 

いと 副詞
をかしげなる ナリ活用形容動詞「をかしげなり」連体形
名詞
の、 格助詞、
いたう ク活用形容詞「いたし」連用形「いたく」ウ音便
弱り ラ行四段活用動詞「弱る」連用形
そこなはれ ラ行下二段活用動詞「そこなはる」連用形
て、 接続助詞
ある ラ行変格活用動詞「あり」連体形
係助詞
なき ク活用形容詞「なし」連体形
係助詞
格助詞
けしき 名詞
断定の助動詞「なり」連用形
接続は体言連体形など
なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
接続助詞
臥し サ行四段活用動詞「臥す」連用形
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→葵上
完了の助動詞「り」連体形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
さま、 名詞
いと 副詞
らうたげに ナリ活用形容動詞「らうたげなり」連用形
心苦しげなり。 ナリ活用形容動詞「心苦しげなり」終止形
御髪 名詞
格助詞
乱れ ラ行下二段活用動詞「乱る」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形 接続は連用形 たら/たり/たり/たる/たれ/たれ
名詞
係助詞
なく、 ク活用形容詞「なし」連用形
はらはらと 副詞
かかれ ラ行四段活用動詞「かかる」已然形
完了の助動詞「り」連体形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ
名詞
格助詞
ほど、 名詞
ありがたき ク活用形容詞「ありがたし」連体形
まで 副詞
見ゆれ ヤ行下二段活用動詞「見ゆ」已然形
ば、 接続助詞
「年ごろ、 名詞
何ごと 名詞
格助詞
飽か カ行四段活用動詞「飽く」未然形
打消の助動詞「ず」連体形
接続は未然形
[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ
こと 名詞
あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形
接続助詞
思ひ ハ行四段活用動詞「思ふ」連用形
完了の助動詞「つ」終止形
接続は連用形
て/て/つ/つる/つれ/てよ
らむ」 現在推量の助動詞「らむ」終止形
接続は終止形(ラ変型は連体形)
◯/◯/らむ/らむ/らめ/◯
と、 格助詞
あやしき シク活用形容詞「あやし」連体形
まで 副詞
うちまもら ラ行四段活用動詞「うちまもる」未然形
自発の助動詞「る」連用形
接続は四段・ナ変・ラ変の未然形
れ/れ/る/るる/るれ/れよ
たまふ。 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」終止形。
作者→源氏
「院 名詞
など 副助詞
格助詞
参り 謙譲語本動詞ラ行四段活用「参る」連用形
源氏→院
て、 接続助詞
いと 副詞
とう ク活用形容詞「とし」連用形「とく」ウ音便
まかで 謙譲語本動詞ダ行下二段活用動詞「まかづ」連用形 源氏→院
強意の助動詞「ぬ」未然形。
接続は連用形
な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね
む。 意志の助動詞「む」終止形
接続は未然形
◯/◯/む/む/め/◯
かやうに ナリ活用形容動詞「かやうなり」連用形
て、 接続助詞
おぼつかなから ク活用形容詞「おぼつかなし」未然形
打消の助動詞「ず」終止形。

接続は未然形

[な]ず・ざら/[に]ず・ざり/ず/ぬざる/ねざれ/ざれ

ラ行上一段活用動詞「見る」連用形
たてまつら 謙譲語補助動詞「奉る」未然形
源氏→葵上
ば、 接続助詞
うれしかる シク活用形容詞「うれし」連体形
べき 推量の助動詞「べし」連体形
接続は終止形、ラ変型は連体形
べく・べから/べく・べかり/べし/べき・べかる/べけれ/◯
を、 接続助詞
名詞
格助詞
つと 副詞
おはする 尊敬語本動詞サ行変格活用「おはす」連体形
源氏→宮 大宮 葵上の母
に、 接続助詞
心地 名詞
なく ク活用形容詞「なし」連用形
係助詞 係り結びは省略されている
あらむなど
と、 格助詞、
つつみ マ行四段活用動詞「つつむ」連用形
接続助詞
過ぐし サ行四段活用動詞「過ぐす」連用形
つる 完了の助動詞「つ」連体形
接続は連用形
て/て/つ/つる/つれ/てよ
係助詞
苦しき シク活用形容詞「苦し」連体形
を、 接続助詞
なほ 副詞
やうやう 副詞
心強く ク活用形容詞「心強し」連用形
思しなし サ行四段活用動詞「思しなす」連用形
尊敬語本動詞
源氏→葵上
て、 接続助詞
名詞
格助詞
御座所 名詞
格助詞
こそ。 係助詞 係り結びは省略されている
あまり 副詞
若く ク活用形容詞「若し」連用形
もてなし サ行四段活用動詞「もてなす」連用形
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
源氏→大宮
ば、 接続助詞
かたへ 名詞
は、 係助詞
かく 副詞
係助詞
ものし サ行変格活用動詞「ものす」連用形
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
源氏→葵上
ぞ」 係助詞
など、 副助詞
聞こえおき 謙譲語本動詞「聞こえおく」連用形
作者→葵上
たまひ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
て、 接続助詞
いと 副詞
きよげに ナリ活用形容動詞「きよげなり」連用形
うち装束き カ行四段活用動詞「うち装束きる」連用形
接続助詞
出で ダ行下二段活用動詞「出づ」連用形
たまふ 尊敬語補助動詞ハ行四段動詞「たまふ」連体形
作者→源氏
を、 格助詞
名詞
より 格助詞
係助詞
名詞
とどめ マ行下二段活用動詞「とどむ」連用形
て、 接続助詞
見出だし サ行四段活用動詞「見出す」連用形
接続助詞
臥し サ行四段活用動詞「臥す」連用形
たまへ 尊敬語補助動詞ハ行四段活用「たまふ」已然形
作者→葵上
り。 完了の助動詞「り」終止形
接続はサ変の未然形・四段の已然形
ら/り/り/る/れ/れ