若やかなる上達部、殿上人の、我も我もと思ひいどみ、

馬鞍などまで飾りを整へ磨きたまへるは、

いみじき物に、田舎人も思へり。

※ここは教科書にないかもしれません。

すべて 副詞
マ行上一段活用動詞「見る」連用形
過去の助動詞「き」連体形
人びと 名詞
引きかへ ハ行下二段活用動詞「ひきかへ」連用形
はなやかに ナリ活用形容動詞「はなやかなり」連用形中止法
何ごと 名詞
思ふ ハ行四段活用動詞「思ふ」終止形
らむ 現在推量の助動詞「らむ」連体形
係助詞
見え ヤ行下二段活用動詞「見ゆ」連用形
接続助詞
うち散り ラ行四段活用動詞「うち散る」連用形
たる 完了の助動詞「たり」連体形
格助詞
若やかなる ナリ活用形容動詞「若やかなり」連体形
上達部 名詞
殿上人 名詞
格助詞
代名詞
係助詞
代名詞
係助詞
係助詞
思ひいどみ マ行四段活用動詞「思ひいどむ」連用形
馬鞍 名詞
など 副助詞
まで 副助詞
飾り 名詞
格助詞
整へ ハ行下二段活用動詞「整ふ」連用形
磨き カ行四段活用動詞「磨く」連用形
たまへ ハ行四段活用動詞「給ふ」已然形 尊敬語 補助動詞 作者⇒上達部殿上人 ~なさる
完了の助動詞「り」連体形
係助詞
いみじき シク活用形容詞「いみじ」連体形
名詞
格助詞
田舎人 名詞
係助詞
思へ ハ行四段活用動詞「思ふ」已然形
り。 完了の助動詞「り」終止形

※御車を遥かに見やれば、なかなか、心やましくて、

恋しき御影をもえ見たてまつらず。河原大臣の御例をまねびて、